幕間 その一
陽「これ別に男女間だけではなく同性間でも永遠の謎にするべきじゃないですか?同性愛者差別ですよこれは」
星「違う、これめんどくさい方の
陽「名前がグレーってなんですか!?私は産まれた時からこの名前ですしコロナって名前にプライドを持っているのですが!?可愛く強く暖かな名前だって太陽フレアもにっこりですよ!」
恋「う、うーん……それで?同性間の友情も成立するか、という話でしたよね」
陽「はい!何故男女では友情が成立しにくいのか。それは偏に性欲なんですよ。ちんちんついてるし子宮が疼くからすぐお猿さんになってしまうからなんですね」
恋「っ!!??」
星「なんの前触れもなくど直球な下ネタやめなさい!?レンゲがむせちゃってるじゃない!」
陽「でもおかしな話ですよね。性欲が介在したら友情は破綻するってことじゃないですか。じゃあ愛情には性欲があっていいってことなんですか?」
恋「う、うーん…………世間一般的にそういった行為は神聖であるべきですからね……私も誰彼構わず手を出す人は嫌ですし……」
陽「セックス=不純って考え自体変ですよ!私はいろんな女性と心も体も通わせたい!もちろん友情を結んだ上で!」
星「言ってることが最低だし都合が良すぎるわね」
陽「では友情とはセックスのない関係なのか?」
恋「あのこの話ほんとに続けるんですか…?せめて寮に帰ってから…」
陽「寮に帰ったらレズセックスの話していいんですか!?!」
星「なんで今日こんなにめんどくさいの!?」
恋「わかりません……私に花莉好さんの考えがわかったことなど一度だってありませんよ……」
星「レンゲの中でコイツが宇宙人と同じ括りにいるのはわかったわ……」
陽「聞いているんですか二人とも!私はこの世の心理を探求する者なれば、この命題について問い続けなければならないのですよ!!」
恋「あぁ……田舎のおばあちゃん……恋花は退学こそしませんでしたが……大変過酷な学園生活を送ることになりそうです……うぅ」
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