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二冊目 『妄想銀行』他」への応援コメント


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     web作家の多くの方が、アニメ化を目指した果てしない夢を抱きながら、その人生の終わりで、なんて答えるのか。……みたいなことを置き重ねて考えてしまいました。
    石束さんに言われて改めて見直すと、メーテルリンクの単なるオマージュのように感じた小学生の頃とは、また違った趣きを感じます。諦観を覚えた今から見れば、自分の人生は無駄ではなかったと救いを見た気になるのでしょうか。
    実を言うと、私は学生時代から野球に限らず団体競技自体を避けてきた人間なので、前半のお話はチンプンカンプンだったのです。そんな私でもスローカーブ楽しめるのだろうか? と考えたのですが、たぶん無理ですね。何かを楽しめるかどうかは、知識や体験の前提の上に立脚していて、それを知ることこそが人生の醍醐味なのだと言うことだったのかも知れません。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    >>果てしない夢
     意図してなかったのですが、そんな感じにも見えますね。
     でもそこを「重ねる」と夢叶わなかったから最後に自費で……とか、想像しちゃって心臓が苦しくなるので、想像するのをやめました(あぶら汗)
     と、それはともかく。
     メーテルリンクの例の話との違いは「二度目がない」という点かなあ。次の『鍵』いらないですもんね、あの話。「……ま、いっか」で納得しているように読めるし、共感できたりもするあたりが痛いような温かいような感じです(遠い目)

    >>スローカーブ
     サッカーのポジションを「キーパー」しかしらないころにサッカーのノンフィクションを読んだ事がありますが、きっとその時のわたしの気持ちが、今のお気持ちと近いのではないかと思います(汗)
     ついついわかる人すらわからないかもしれない呪文のような記事をかいてしまって、汗顔の至りです。おっしゃるとおり自前の歯車とジャンルとが「かみ合う瞬間」というのが、あるのかもしません。もしそんな機会があるとしたら、それはとても幸せなことなんだろうな、と思います。

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