第8話 文化祭 ─前編?─

夏休み明けのテストも終わり、学校ではいつも通りの日常がもどっているのと同時に、次なる行事の期待感に高まっていた。それは 文化祭 である。

楽しみにしているのは、この2人も例外ではない。


「夏休み明けテストもおわったし、いよいよ今度は文化祭だな!俺めちゃくちゃ楽しみだったんだよな〜」

「そうだな。俺も高校生活の中の楽しみのひとつだ。」

テスト明けだからと言って気を緩めてらならない!なんてことはこの2人にはなく、もう既にテンションが上がっている。

「俺らのクラスはどんなことやるんだろうな?模擬店やりたいな!」

「何やるかは今度のロングホームルームで決めると思うぞ。まあ俺も模擬店なら楽そうだからそれでいいけど。」

「もう楽しみになっちまったぜ〜」

「ああ」

そんな話をしながら、2人は家路へ歩みを進めて行った。


2日後のロングホームルームで綺沙が模擬店を推しまくったことが功を奏し、クラスでは焼きそばの模擬店をやることになった。

店番などの当番はやりたい人がどんどんと立候補したので2人は当日の仕事は何もないということになった。


「当日はやることないし、適当に他のクラスの出し物でも見て回るか?」

「そうだな。それがいい」



綺沙と佐伯の方針は大方決まった。

あとは文化祭当日を待つのみだ!

文化祭も2人を待っている!


次回〜最高だぜ文化祭!(仮)



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