綺紗のゴキブリ事件(？)から約1週間が経ち、2人は夏休みを目前に控えていた。

「いや〜やっと夏休みが始まるな〜」

綺紗が綺紗が嬉しそうにそういった。

「だな。」

佐伯も言う。

「夏休みにでもなんかするか？」

綺紗が提案した。

「いいな。せっかくの夏休みだしな」

佐伯も綺紗の提案に乗った。

「せっかくだし、海水浴がてら旅行にでも行くか？」

「おお！それいいなぁ！」

佐伯の案を綺紗は大絶賛した。

「よし、じゃあ決まりか。あとはどこに行くかだな。」

「熱海とかどうだ？」

「あ〜、確かにあそこなら悪くないな。」

「じゃあ熱海で決まりだな！」

「そうだな。」

案外サラッと行き先が決まり、2人ともうれしそうだ。

「いや〜楽しみだな〜熱海。あそこは海もあるし温泉もあるからな〜」

綺紗がイメージを膨らませてワクワクしていた。

「ホントだよな〜。俺も今すぐにでも行きたい気分だ。」

佐伯も同じく待ち遠しいようだ。

「じゃあ8月の頭あたりに行くとするか。」

「そうだな！」

日程も決まりあとはその日を待つだけとなった。

「綺紗、ちゃんとそれまでに課題終わらせとけよ？」

「お、おう！任せとけ！」

次回、綺紗と佐伯の平凡で最高の夏休みが幕を開ける！！

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