第14話 「奴隷たちは骨の川で大切ものを拾った」
ついに『骨の川』場所が判明!
そこに行けば、ザバール様が探している「赤い宝石のペンダント」が見つかるハズ。
そうすれば、俺たちは「役に立つ奴隷」であることを証明できる!
やったーーー!
まだ見つけてないけど。
ヒューマ:よし! 北に行くぞー!
一同: おーーー!
GM:あ、行くんだ。まあ、行くよね。了解。
ドリル:そこで僕たちが目にしたモノは……!
GM:『骨の川』だよ。夕焼けに染まって、川が真っ赤になっています。
ティファーラ:血の川じゃん。
GM:しかし、君たちが想像していたのとは違って、川がすごく浅いんですけど。
ドリル:小川ってこと?
GM:いや、川幅は広いよ。そして、川の中に大量に、本当に大量の骨が。
マリリン:えー……。
GM:君たちが見ていると、向こうにある橋のところを馬車が通りかかって、荷台から「バッシャー」と大量に積み込まれた骨を川の中にぶちまけているのが見えます。
ヒューマ:あー、ここってゴミ捨て場ってこと? 食べ終わった人間の骨の。
GM:そういうことだね。
一同:……。
ヒューマ:……よっし! 探しますか!
ティファーラ:え? この骨の中から?
マリリン:どうやってだよー(笑)触るのもヤダわー。
ヒューマ:しかし、ここにあるって言うんだからなぁ……。
ドリル:河原も骨ばっかりなの?
GM:河原にも骨はあるけど、土が出ているよ。川の方は骨で一杯だね。
ヒューマ:まあ、川の中を探すしかないか。
ドリル:でも、骨が一杯だから浅く見えるだけで、実際は深いとか?
GM:どうする? 入ってみる?
ドリル:それはヤダ。そもそもなんでこんなところにペンダント落としたんだろうね……。
ヒューマ:しかし、ザバール様がここにあると言ってるんだから、信じて探すしかないだろう!
マリリン:この川って、どっちからどっちに向かって流れてるの? 東から西?
GM:いや、北から南。湖に向かって流れている。
ヒューマ:ザバール様は「骨の川に落ちている」と言っていたんだから、やはり川の中じゃないか? 探すしかない。広いの? ここって。
GM:そうだね。スコップとかでほじくり返す?
ヒューマ:「落ちている」って言っていたんだから、落ちているんだろう。そして、簡単に見つかって取られたりしないところにあるんだろうな。きっと。
マリリン:持って行かれたら困るもんね。
ヒューマ:橋はあるんだっけ?
GM:あるけど、さっき見たように、上から骨を捨てられるようになっている橋があるよ。橋の下は骨の山になっていて、それが水で流れたり、犬とかが持ち出したりして骨の山が自然に崩れていく感じだね。
ヒューマ:普通、この川には誰も立ち寄らないのかな。
GM:まあ、そうだね。
マリリン:とりあえず橋の下あたりまで行ってみない?
ヒューマ:行ってみるかー。
GM:そうすると、結構ひっきりなしに奴隷たちが骨を捨てに来ていますね。
ヒューマ:橋の下に何か変わった様子はないかな?
GM:そうすね。
ドリル:どこを探していいかわかんないね。
ヒューマ:アテがないね。頑張って探すしか。というか、探すとして、この川って広いんだよね。探せるの?
GM:まあ、川は広いですからね。
ヒューマ:しかし、捨てられている骨の山の中にある方が普通かな。やっぱり。隠すにしても骨の山の中なら分からないだろうし。橋の上から骨を捨てる時に隠せばいいし。新しい骨のところを探させる方が趣味が悪いからやりそうだし。
ドリル:じゃあ、ここを探してみる? 骨の山。
ヒューマ:よし、探してみよう。
GM:了解。「ガラガラガラッ! ガッシャーン!」そうすると、君たちは相当悪趣味な時間を過ごします。そして、そうやっていると、当然ですが、君たちは穢れに満ちた視線を感じるんですが。
ティファーラ:え? ヤダ。
ヒューマ:どういうこと?
GM:君たちが死者の眠りを妨げたために、怒り狂った死者たちが襲いかかってくるよ。
ティファーラ:え? なんで!?
GM:なーんだ、さっきも倒したスケルトンじゃねえかって感じですね。ゆっくりと立ち上がって君たちの方に向き直る……んだが!
ティファーラ:だが?
GM:さっきのスケルトンと違うのは、その中に1体、頭蓋骨の穴の中に!
ドリル:うん!
GM:真っ赤な光を持つ大きな石がはまっているのがわかる!
一同:やったーーー!
マリリン:起こさなきゃいけなかったんだ! 骨を!
ドリル:よし、倒すぞ!
ティファーラ:やった。倒そう倒そう。
GM:では、一応、不意を突かれたので。
一同:えー。
GM:まあ、探している最中でしたからね。というわけで、隊列は組めません。全員横並びのひとかたまりです。距離は5メートル。全部で8体。
ドリル:さっきよりも多いね。何としても赤いヤツだけは倒さないとね。
GM:まずは知識判定。ちなみに赤い宝石がはまったヤツは判定できません。それ以外の7体ね。
ティファーラが余裕で成功。
GM:弱点看破までできた。スケルトンで、今回の戦闘中では「回復魔法でダメージを与えると+3点ダメージ」だね。
ヒューマ:赤い方はわからないのか。
GM:赤い方はボスだ。けどわからない。それでは先制判定を行いたまえ。目標は10。
一同:……(コロコロ)……。
ヒューマ:11! 取った!
GM:どうぞー。
ヒューマ:これはさすがにフルボッコされるとマズいんだけど。あ、でも今回はみんな同じ距離だから大丈夫なのか?
GM:では、ターンを開始する前に全員生命力で抵抗判定を!
ドリル:え? 何で?
GM:君たちが行動しようとすると、そこら中に放置されている骨から手が伸びてきて、押さえつけるからだ。
マリリン:コワイ~。
GM:失敗すると命中・回避ともにすべて-2。飛行も出来なくなる。目標値は11。
ヒューマ:結構高いなー。
ティファーラ:ホントだよ!
ヒューマとマリリンが成功するも、ドリルとティファーラは失敗。
GM:では失敗した人は、押さえつけられて命中・回避ともに-2。飛べないよ。
ドリル:じゃあ、ロングボウで《牽制攻撃》。どれに攻撃すればいいんだ? うーん……普通のスケルトンかなー。ボスには当たらなそうだし。……(コロコロ)……12。(GM:あたり)ダメージ……(コロコロ)11点。
GM:まだまだ。
ティファーラ:じゃあ私は……。
GM:【エネルギー・ボルト】?
ティファーラ:うーん。【エネルギー・ボルト】は使わなーい。けど……えーと、ボスに【ブラント・ウェポン】を使う。「対象の命中とダメージを-2します」ってヤツ。
GM:なるほど。そうすると、ボスの目の中の宝石はグルグルと回っていて、他のスケルトンと見分けがつかない。ボスを狙うためには、冒険者レベル+知力ボーナスで判定して成功しないと違うスケルトンを狙ってしまう。
ティファーラ:えー。
ヒューマ:……ということは最初っからボスだけを狙っていった方がいいのでは? 見分けられるかどうかも分からないんだから。
マリリン:あ、そうだ。そうだね。
GM:そのための目標値は11。
ヒューマ:うーん。ちょっと自信ないわー。
ティファーラ:任せて! ……(コロコロ)……あ~~~! 3しか出なかったー! 失敗!
ヒューマ:ナニィ!
GM:では失敗してボス以外。……(コロコロ)……あ、弱ってるヤツだった。【ブラント・ウェポン】の判定して。
ティファーラ:まあ、ボス以外でも掛かればいいよね! てぃやー……(コロコロ)……9? あー! 失敗だ~。
GM:では無効。
ヒューマ:だったら、最初っから《魔法拡大/数》で2体ずつ狙って行けば当たる確率が上がるんじゃないの?
マリリン:あ、そっか。
GM:いや、ランダムの場合、ボスには当たらない。
マリリン:あ、そうなの?
ヒューマ:やはり、そうするとボス狙いだけでいけばいいかー。ボスを入れて2体に【キュア・ウーンズ】を使っていけば?
GM:判定に失敗した場合、ダメージ効率が悪いけどね。
ヒューマ:ザコは狙えるの?
GM:うん。
ティファーラ:えー? 何でボスは狙えなくて、ザコは見分けがつくの? おかしくない?(笑)
ドリル:目に赤い宝石が嵌まってる方がよっぽど分かりやすいと思うけど。まあ、他のヤツを盾にすると考えればわかるけど。
GM:うむ。そのように解釈してもらえると助かります。で、マリリンはどうする?
マリリン:うーん。MPが持つかなー……。回復が出来なくなっちゃうよ? 殴ろうかなー。
GM:では、8体相手に乱戦状態に入る、と。
マリリン:あー。
ヒューマ:いや、乱戦状態に入ってくれないと、俺一人で全部攻撃を受けろってことになるんだけど。一番HPのあるドリルが、弓撃っただけで前に出てくれてないから。
ドリル:あ、そうか。
ヒューマ:まあ、魔法を使うにしても殴るにしても前に出てもらいたい。マジで。1ターンでやられてしまう。
マリリン:うーん。HP回復のことを考えると……殴るか。
GM:じゃあ、エンゲージするんだね? では乱戦状態!
マリリン:ボスを狙います! 7以上。 ……(コロコロ)……わかった! 当たれ当たれ当たれ~……(コロコロ)……10。
GM:命中!
一同:やったー!
マリリン:でかいの、出ろ~! ……(コロコロ)……やった! クリティカル!
GM:刃が付いた武器だからクリティカルはしない。
マリリン:そっかー。じゃあ14点。
GM:「バキッ!」ナイスヒット。
ヒューマ:じゃあ、俺もエンゲージして……ボス狙い。まず、狙えるか……(コロコロ)……よし、わかった。で、命中判定は……(コロコロ)……当たった。ダメージは……(コロコロ)……うーん。ほぼ最低の6点。ダメだー。
GM:ダメですね。1体も倒せなかったね。そうすると、スケルトンターンの開始時に川のほとりから大量の髑髏(しゃれこうべ)が飛び上がってきて、あなた方の肉を囓り取ります。
マリリン:えー、ヤダー。
GM:一切の減少できないダメージが入る! 抵抗も回避も出来ない!
ヒューマ:え?
ティファーラ:え、ちょっとホント、ヤなんだけど。
GM:ヒューマ7点。ドリル5点。ティファーラ7点。マリリン6点。
ティファーラ:マリリン、マリリン、私、ヤバイ! ヤバイ! マリリン!
マリリン:え、ホントだ。死にそう。
ティファーラ:ねえ、マリリン、私ホントヤバイ!
マリリン:うーん、困ったねー(他人事)。
GM:君たちは2人で乱戦状態を構築している訳だけれど、1人で2体までしか、つまり2人4体までしか止められない。だから、残ったスケルトンはさらに前に出る。ただ、全部前に出るとボスが守れないから……2体が出る。
ティファーラ:え? どゆこと?
GM:2体が乱戦を抜け出してドリルとティファーラの方に行くってこと。
ティファーラ:は? こっち来んの?
GM:そうです。
ティファーラ:えー!? ヤダ、ムリ、ヤダ、ムリ~!(泣)
GM:というわけで2体が乱戦を抜け出して、ドリルとティファーラにエンゲージして来るよ。乱戦状態。
ティファーラ:えー! マジ、ヤダ。マジでムリ。死ぬし、これ! サイアク! ムリ!
ドリル:テレ~レ~♪ テレ~レ~♪
ティファーラ:ねえ! ナニそれ! 死ぬんですけど~~~!(絶叫)
全く何も考えず後方待機していたティファーラに突然訪れた死の恐怖。
まあ、そもそも一番HPがあるドリルが前に出ないことが最大のミスかと思われる。
が、本人は有り余るHPのためか、一人鼻歌を歌い出す始末。
恐慌状態に陥っているティファーラと対照的である。
本当に何でドリルは射手になっちゃったんだ……。
GM:1発ずつ回避して~。目標値は9。だけどマイナス修正をもらった人は11。
ドリル:いくよー。……(コロコロ)……出ないー。当たった。
GM:HP高い人は余裕があっていいねー。
ドリル:いや、他の能力値が低いからねー。その代わりだよ。
GM:……(コロコロ)……4点だけだよ。
ドリル:え? 4点。4点でいいの? 防護点5点だからノーダメージ~。
ティファーラ:ねえ! 私、死にそうなんだよ!?(ドリルを睨んでいる)。
ヒューマ:オイ、ちょっとドリル、いい加減にしろよ。いくら何でもやり過ぎだろ。
ドリル:すみません。ちゃんとやります。
ヒューマ:でも、ティファーラも魔法使いをやっていて、「自分は攻撃されないハズ」とか油断して立ち位置に気をつけなかったのもいけないと思うんだよ。
ドリル:僕が前に出て、ティファーラは少し下がっておけば良かったね。
ティファーラ:うん……。
GM:じゃあ、回避してー。マイナス修正があるから目標値は11だよ。
ティファーラ:難しいなー。7出さなきゃいけないのかー。……(コロコロ)……もうヤダー。当たったーーー!(絶望、そして倒れ込む)
GM:出来れば俺は誰も殺したくない……(ニヤニヤ)。
ヒューマ:いいから早く振れよ。
ティファーラ:(起き上がって)ファンブれ~。ファンブれ~。
GM:……(コロコロ)……うわぁ、俺ってやさし~。3点ダメージ。
ティファーラ:防護点引いて1点ダメージ。あぶない。あぶない。
GM:で、ヒューマとマリリンか。よし! 3回ずつにする。避けて。こっちの2人はマイナス修正がないんだよね。じゃあ目標値は9。
ヒューマ:……(コロコロ×3)……成功、成功、成功。
マリリン:3回もやるのかー。……(コロコロ×3)……成功、失敗、失敗。
GM:1発目、おらぁ! 10点! 2発目、うりゃあ! 10点!
ヒューマ:殺意が高すぎる!
マリリン:防護点5点あるけど……両方で10点のダメージかー。
GM:あーマズいマズいマズい!(歓喜)
GMに殺意を覚えるパーティ(ドリル除く)
GM:では再度先制判定を。
マリリン:ねえ、先制取らないと大変だよ!?
一同:……(コロコロ)……。
ドリル:よっしゃ! 取った!
反省した(?)ドリルが何とか先制判定に成功。
GM:髑髏(しゃれこうべ)の噛みつき攻撃は連続では来ないから、このターンにはないよ。良かったね。
ティファーラ:良くない良くない!
GM:でもしがみつきはあるから。生命力判定を目標値11で。
一同:……(コロコロ)……。
ヒューマ&ドリルの男性陣が失敗。
マリリン&ティファーラの女性陣が成功。
GM:男性陣が失敗で女性陣が成功ね。
ヒューマ:ティファーラ、【エネルギー・ボルト】だっけ? 2発行っとけ!
ティファーラ:もうこうなったら2発以上使っておくよ!
ヒューマ:え? 2発以上使えるの?
GM:うん。MPのある限り数を増やすことができるよ。
ヒューマ:よし、倒れる前に全部使っとけ!
ティファーラ:わかった! ってオイ!
一同:(笑)。
マリリン:確かに、今使っても後で使っても同じだったら、今のうちに全部使っておけば?
ティファーラ:5匹まで行ける。5匹まで。弱ってるヒトってどこにいるんだっけ?
GM:今、ティファーラのところで乱戦状態だよ。
ティファーラ:弱ってるヤツと、自分と同じところにいるヤツと、ボス。あと2匹。5発全部撃つ!
GM:おおー。だけど、まずボスを見抜けるかの判定。
ティファーラ:おぉおぉおぉ~~~! ……(コロコロ)……成功!
GM:見抜いた。では命中判定を。
ティファーラ:うぉぉぉーーー! ……(コロコロ)……10。
GM:ボスの魔法抵抗は……止まった!
ティファーラ:あー。でも、ダメージは一応入る。半分だけど。ふぉぉぉ! ……(コロコロ)……11点、の半分だから6点!
ドリル:ダイス目的にはクリティカルしたのにねー。
ヒューマ:まあ、さっきの俺の分のダメージもあるから、それなりに効いているハズ。
GM:では次の弱ってるスケルトンだっけ? どうぞー。
ティファーラ:どりゃぁあーーー! ……(コロコロ)……10。
GM:魔法抵抗をを抜けない。ダメージ半減でどうぞー。
ティファーラ:てぃやあぁぁぁーーー! ……(コロコロ)……8点。だから4点かー。まだ死なない?
GM:死なない。まだ……ん? ……あ、ゴメン。さっきのでボス、死んでた。
一同:え?
ティファーラ:やったーーー!(歓喜)
GM:で、そうすると周りのヤツらが「ガラガラガラッ」とみんな崩れちゃうよ。
一同:おーーー!(拍手)
マリリン:やったーーー!!!
ティファーラ:良かったーーー!!!
ティファーラ:5回分、MP使っちゃったけど、良かったー。
ヒューマ:よし、早く赤い宝石のペンダントを拾おう。そしてマリリン、その間に治すんだ、傷を。
ドリル:じゃあ、漁ろう!
マリリン:HP減ってるヒトー。
ティファーラ:ハイハイハイ! あたしあたし! まあ、ドリルなんて全然減ってないから要らないと思うけど。
GM:で、倒したのはボスだけだから、戦利品を振れるのは1回。
ドリル:あ、そうなの? 残念。
ヒューマ:ではボスを倒した人が振って。あ、でもヤバイ。ちょっとダイス目悪いんだよなー。このヒト。
ティファーラ:フンッッ! ……(コロコロ)……あー。なんか低い。
GM:何もない。その代わりに《剣のかけら》が手に入った。
ヒューマ:何? その《剣のかけら》って。
GM:《剣のかけら》というのは、魔法の剣の欠片で、売ればお金にもなるし、あと、霧の街にいる間には何の価値もないけれど、人間の街まで持って帰ることができれば、それによって名声とか称号とかが買える、というもの。
ヒューマ:《剣のかけら》の価値がどのくらいかわからないなー。
GM:持って帰った時にダイスを振ってその分の名誉点がもらえる。1点とか2点とか。そういう感じ。
ドリル:お金に換えるといくらになるのかなー。
GM:まあ、それはザバールのところに持ち帰ってからだね。
ヒューマ:まあ、それよりもとりあえずドリル以外の3人のHPを回復してもらえないかな?
マリリン:了解。あたしも死にそう。いいですか?
GM:どうぞ。
マリリンの【キュア・ウーンズ】でマリリン、ティファーラ、ヒューマのHPがほぼ回復。
GM:で、見ていると川の底の方では、まだ骨がカタカタ動いているんだけど。
ティファーラ:え? どういうこと?
GM:えーと。ここに来る度にガラクタを漁ることができますけど、その度に骨たちと戦闘になるということです。何度でも戦闘できるよ。
ヒューマ:いや、そんなに何度もここで戦闘したいワケじゃないから(笑)。
マリリン:赤い宝石のペンダントは手に入ったってことで良いんだよね?
GM:ええ。
ヒューマ:それじゃ、ちゃっちゃと帰ろう。
ティファーラ:うん。
マリリン:そうだね。一刻も早く。
GM:よし。これで「夜」だね……(ニヤリ)。
こうしてやっとの思いで「赤い宝石のペンダント」を手に入れたパーティ。
あとは、これをザバール様のところに持ち帰るだけ。
でも「夜」以降の街を移動しなくちゃいけないのが心配だけど、まあ、そこはGMの優しさにかけるしかない!
……あるかな? 優しさ。
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