2-1 初めての討伐依頼
●主要キャラ
富田裕翔ー 転生者、運が悪かったがうんがよくなった。
テルネー 主人公の仲間、大賢者のユニークスキル持ち。
~ここから本文~
「どうしよっか。
バスターズとかはどう?」
「いやよ、ダサいわ。
ショコランテとかはどうかしら?」
「やだよ、可愛い名前すぎる」
今、僕たちが何を話しているかと言うと、僕たちのチーム名について話している。
どうやら、共同で依頼を受ける場合は緊急依頼を除いてチームではないといけないらしい。
そして、そのチームの名前は水晶に登録されるため一度決めると変えられない。
なので、とてつもなく重要だ。
「良いのを思いついたわ。
ラッキーズでどうかしら。
私、知ってるのよ。あのカジノ事件。」
「ラッキーズって、僕の要素しかないじゃないか。それで良いの、テルネは?」
「あなただけじゃないわよ。私もラッキーだから、異議がないならそれで行きましょう。」
「わかった。それでいこう。ところで、
討伐依頼はどれにするの?」
「もう、決めてあるわよ。ブラックウルフの討伐よ。じゃあ、職員の人に言ってくるわ」
ブラックウルフか、知らない。
あとで、聞こ。
「お待たせー」
「うん、ありがとう。あのさ、ブラックウルフってどんなモンスターだっけ。」
「簡単に言うと、森ウルフの黒い版ね。
見た目は怖くて、強そうだけど大したことないわ。魔法に弱いの。」
森ウルフ?まぁ良っか。
「魔法かー、テルネが大活躍するね。」
「うふふ、そうよ。バンバン活躍しちゃうんだから。
でもユウトも必要よ、もちろん。
魔法を使うには時間がかかるからね」
「そうだね。 盾役頑張るよ」
そういえば、街からこんなに離れるのは初めてだな。
ダンジョンも意外と近かったし。
街の外ってこんな感じだったんだな、
なんかアフリカみたい、
いや、
アフリカに行ったことはないんだけどね。
そんなことを思っていると
「ユウト、いたわ。ブラックウルフよ」
これがブラックウルフかー、強そうだな
「わかった。 僕に引きつける
魔法、よろしく。」
ウルフ、僕が相手だ!
うゎー、向かってきた
けど、転んだ。
「ユウト、離れて。
魔法、行くわ」
やっぱり、すごいな魔法。
この後、4匹のブラックウルフを倒して冒険者ギルドに帰った。
「「討伐依頼終わりました!」」
「はい、ではこちらにブラックウルフをお出しください」
「はい、これで依頼達成です。報酬の15000リピです」
「「はい、ありがとうございます」」
「今日はありがとう、また明日」
「うん、また明日 テルネ。
明日はどんな討伐依頼を受けるの?」
「うーん、明日はね。うーん。
あっそうだわ。
ホワイトベアーにしましょう。
無属性魔法の良い鍛錬になるわ」
「いいね、そうしよう」
そして、翌日
「ユウト、いたわ。
ホワイトベアーよ、でも2体いるわね」
「どうしよっか、
よしっ、奇襲をかけよう。
30秒後に思いっきり魔法を打って、
そのあとは僕に考えがあるから。」
「…任せるわよ」
28,29,30
テルネの魔法が炸裂した。
そして、俺がホワイトベアーの背中を思いっきりパンチ!
やった! 倒した。
残り一体だ。
「あとは、無属性魔法と体術で倒そう!」
「うん。」
(レベルが上がりました。)
(無属性魔法のレベルが上がりました。)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます