第6話 スキル大量獲得1

「よーし

集まってるな、これからFランク、スキル講習会を始めるぞ。 

まずは、隣のやつとタッグを組め」


「「「はい」」」


「はじめまして、僕は裕翔よろしくね」


「よろしくおねがいします。

私の名前はテルネです」


「よーし、組めたな。

今日一日、そいつがパートナーだからな


~鑑定~


「まずは、鑑定だ。

鑑定には 簡易鑑定、下位鑑定、上位鑑定がある。

お前らに覚えてもらうのは下位鑑定だ。

下位鑑定はモンスターと闘う時にモンスターの情報を取得できるからな絶対に必要だ。


詳細は、えー、後で簡易鑑定で見てくれ。

取得方法は簡易鑑定で人を5分以上鑑定するだ。


持っているやつも多いと思うが、持っていないやつもいるからな

じゃあ、各自やってくれ」


「僕、持ってないから、簡易鑑定するね」


「私も持ってないよー」

「みんな、取得できたな

次、いくぞ


次は身体スキルだ」


~身体スキル~

「いいか、身体スキルというのはない。」


えぇ、ないの? どういうこと?


「えぇ、ないの? どういうこと?と思ったやつもいるだろう。

身体スキルって俺がかってに呼んでいるだけで本当はない。


無属性魔法と体術スキルをかってに俺がそう言ってる。


無属性魔法、別名を身体強化魔法ともいうな

常時使用できるからレベルが上がりやすいぞ、まぁ、あれだ。 

これについては本を読めとしか言えないからな。 読んでくれ」

「そろそろ使えるようになったか?

まだ使えないやつは、昼休憩の時にまたやってくれ

じゃあ、お待ちかねの体術だ、

パートナーと模擬戦をしろ、素手でな、

そうすれば獲得できる。


そして、お前らはラッキーだ。

お前ら、全員の体術がlv2になるまで俺と模擬戦ができる」


全然ラッキーじゃないよ、あんなマッチョな人と模擬戦って

「じゃあ、テルネさん、どんどん殴っていいよ、僕はもうlv1は持ってるから」


「うん、いくよー」


そしてテルネが体術スキルを獲得した時


(体術のレベルが上がりました)


おぉ、ラッキー。模擬戦しなくていいんだ。


「ふぅー、全員、lv2になったな。

とても楽しかったぞ、一人戦わなかった奴がいるがな


次は武器スキルだ」



~武器スキル~


「今回は基本スキルの5つを覚えてもらうぞ、各自武器を持ってパートナーに攻撃しろ、それで取得できる


当てても、1ダメージも与えられないから安心しろ」


「じゃあ、僕からやるね」


「うん、分かった」

「みんな、取得できたかー?

どの武器を使っていくかは自分の好きな武器を使っていくといいぞ。もちろん体術で俺はいくぜってやつも大歓迎だ。


あー、そうだ。 属性魔法を使いたい奴は棒術を上げとけ。

それと、属性魔法を覚えたい奴はユニークスキルでの特例以外はEランクからの講習で教えるからな。


じゃあ午後からは野外で講習を再開する。 各自、昼食をとってチュトリアダンジョン前に集合してくれ」


チュトリアダンジョン?、どこだっけ?

「ねぇ、テルネさん。チュトリアダンジョンの場所忘れちゃったから連れてってもらってもいい?」


「やだ、

呼び捨てで呼んでくれなきゃやだ。 

そしたら連れてくし、一緒にお昼食べにも行きたい」


「うん、分かったよ、テルネ!、ご飯食べに行こう!」

「僕はこのBランチにしようかな、お肉をちょうど食べたかったし」


「えっ、ユウトってお金持ちなのね。

私はパン二個かなぁ、」


あっ、どうしよう

「いや、えっとー、お金持ちではないんだけど

…あっそうだ。今日は僕がごちそうするよ、チュトリアダンジョンまで案内してもらうから。」


「えっ、本当に!、ありがとー。ユウトと一緒のやつでも良い?」


「もちろん」


そして、午後の演習


「みんな来てるか

パートナーがいない奴はいないな

では、午後の演習について説明する。


みんなにはダンジョン一階層のボスを倒して戻ってきてもらう」


えっ、

周りからも驚きの声が出ている。


「まぁ、慌てるな。よく聞け、

今日、教えたスキルだけでお前らはもう一人でも一階層のボスくらいなら倒せる


まぁ、でも最初は不安だろうから。

パートナーとともに行ってもらう。


そして、この抜け出しの石を渡す。

この石で万が一の時はダンジョンから逃げてこれる。


入り口で察知スキルを獲得してから行けよ。やり方はとにかく意識しろ、そこに気配がある、罠があると意識すれば獲得できるからな。


もちろん、武器の貸し出しもするから安心しろ


じゃあ、最初はクリスとマルケスからだな」

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