【16 倉⇒郷 お金を使わなくなった物、もしくは使うようになった物】回答。

 サカナクションの『目が明く藍色』を聴きました。

 元々アルバムは聴いていたんですが、改めて聴いてみると「おぉ……!」ってなりました。

 いろんな音が混ざっているし、なんだか、ちょっと懐かしい感じもありました。あと、MVが超絶オシャレでした。

 

 僕はサカナクションだと「聴きたかったダンスミュージック、リキッドルームに」を繰り返し聴いていた時期があります。

 サカナクションって僕の中で上手く語れないアーティストの一人なんですよね。

 そういえば、弟もサカナクションは結構聴いてましたね。

 カラオケとかでは歌ってくれませんが。


 さて、お金を使わなくなった物についてです。

 少し考えた結果「缶コーヒー」でした。

 僕は自動販売機の缶コーヒーを買うのが好きで、飲みながらよく散歩をしました。

 夏であればアイスを、冬ではホットの缶コーヒーを自動販売機で買う。一時期の僕は四季を楽しむ行為として缶コーヒーを使っていて、とくに冬の朝方に散歩して買う缶コーヒーの美味しさは格別でした。


 いつから僕は缶コーヒーを好きになったのだろう?

 と考えてみると、おそらく親父の影響でした。

 父親は僕を車に乗せる度に、コンビニへ寄って軽食や缶コーヒーを買ってくれました。

 微糖のコーヒーで、今もあるか分かりませんが、缶のデザインが多彩で興味をそそられたのを覚えています。


 倉木さんは御存知ですが、十代後半の僕は父親に対して強いわだかまりを抱えていました。

 それでも缶コーヒーを買っていたので、僕は父親とどうにか良好な関係を築きたいと心のどこかでは考えていたのかも知れませんね。


 現在は、良好な関係となっている為か、缶コーヒーを買う習慣がなくなってしまいました。

 いや、これは言い訳かも知れません。

 単純に缶コーヒーの胃に残る感じがあまり好きじゃなくなってしまったんだと思います。突き詰めれば、歳を取ってしまったのです。

 なので、自動販売機で買うとしてもミネラルウォーターくらいです。


 逆にお金を使うようになった物ですが、友人なんかと飲みに行く際は、ちょっとだけ良い店に行くようになりました。

 相手にもよりますが、滅多に会わない友人が増えてきたせいか、チェーン店よりは落ち着いた美味しい料理とお酒が楽しめる場所へ行きたいと思うようになりました。

 これも歳を取ったということですね。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る