【07 郷⇒倉 アイデアが生まれやすい環境「4B」】回答/執筆する時に必要なもの。

 はじめて「4B」という言葉を知りました。鉛筆の芯の濃さかいな、と最初勘違いしました。


 僕にとってアイデアがうまれやすい順番に掘り下げていきます。



・Bus(移動中)


 元々、高校生の頃から免許を持ち、十代からスポーツカーを転がしていました。その頃は、執筆につまる度、よく深夜にあてもなく走っていたものです。

 いまは車での移動が多い職業のため、一日のおよそ三分の一は運転しています。だから、自ずとこの時間帯にアイデアを閃くことが多いです。

 ラジオでニュースを知り、新しい音楽に出会う。忙しくて更新がとまっている「岩田屋フライデー」のネタは、車内でうまれたものばかりです。

 ただ、よくよく考えれば、車の運転中に考え事をするのは、交通事故を引き起こす原因になりかねないので、注意が必要ですね。



・Bathroom(入浴中、トイレ)


 風呂は嫌いです。中学からお湯につからなくなったので、もっぱらシャワーですませます。温泉にいった時だけは、貧乏性なので肩まで十秒はつかりますけれども。

 てなわけで、入浴中はアイデアが閃くには絶望的な状況ですが、トイレ中はちがいます。

 トイレで本を読む習慣があるので、そこで色々手に入れます。頭にアイデアを、ケツには痔を。



・Bed(寝室、睡眠中)


 休みの日ぐらいしか、夢をみないタチです。面白い夢をメモったりしますが、執筆したら微妙にしかなりません。

 寝室では、猫と遊んでいます。スマホにキーボードを繋いで小説を書こうと思っていますが、そんなことをしたら猫に邪魔されるでしょう。



・Bar(お酒を飲んでいるとき)


 居酒屋で得られるのは、アイデアよりも作品のリアリティーだと思います。嘘のような本当の話。独特な空気感。描きたいと思えるエピソードと人物を得られても、酔っ払ってるせいか、だいたいが大したことないんだよなぁ。てか、執筆や仕事から離れて楽しみたい時間やし。




 4Bを考えてみました。が、結局はパソコンの前でキーボードを叩いて、トライ・アンド・エラーを繰り返す。これが一番アイデアを出せると思います。



 そういや、パソコンの前と書いても、人によっては環境がちがいますよね。

 僕はリビングで、ノートパソコンをカーペットの上に置いています。その前で、枕に肘をつき、横になって身体を伸ばした状態で書いています。座っていたら腰が痛いので。

 根性論ではなく、執筆をはかどらせるためにオススメな物質的道具はあると思います。

 僕にとっては、以下の通り。


 パソコン。執筆画面と、音楽や映画の画面で二窓を並べている。音楽や映画を一時停止し、執筆画面を全画面にしたら、筆が進む。


 スマホ。調べ物をするのに使う。


 執筆資料の本。ネットで調べたら時間がかかるようなコアな内容は、栞を挟んだ本で先にあたりをつけておき、執筆中に確認する。


 枕。寝ながらの体勢なので、なければ長時間書けない。冬場は毛布も欲しい。ただし、環境が整い過ぎると、居眠りしてしまう。


 目薬。ブルーライトカットのメガネより、こっちのほうが良かった。


 外付けキーボード。猫はかまってほしい時に、パソコンの上に乗る。だから、ノートパソコンのキーボードの上は踏まれてもいいように蓋をのせている。


 猫用三種の神器。スプレー、ブラシ、じゃらし。シャワースプレーと呼ばれるもので、猫の毛がいい匂いになる。ただ、本人はいやなのでかけられたら逃げていく。これで、執筆の邪魔をされても追い払える。でも、追い払ったあと、悪いことをしたと後悔して、いい匂いになった毛をブラッシングする。そして、じゃらしで遊ぶことに。猫って、なんであんなに尊いのだろう。




 こんな感じで、郷倉くんにとっても、執筆する際に必要とするもので面白いものやオススメがあったら教えてください。

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