レーベル別分析:講談社ラノベ文庫 part.3

前回のリストには大賞だけを抜粋して載せておきました。


しかし、講談社ラノベ文庫新人賞では、大賞(ランク1)の他にも優秀賞(ランク2)と佳作(ランク3)が用意されていて、報酬額こそ違いますが作家デビューはいずれもついてくるようです。


確率的にいえば、例年(5作品程度)÷(応募総数約450作品程度)=1.1%程度くらいの確率ですね。まぁ、これをみると確率的に低いように思えますが、そこまで怯える必要はないと思います。


正直、審査する側を経験してみればわかりますが、体裁やルールを守っていない作品が思った以上に多いですし、序盤から読者置いてきぼりなパターンも散見されます。


あくまで個人的な体感でいうと、100作品応募があれば「普通にスラスラ読めるし面白いじゃん!」というレベルの作品は、10作品前後だろうというのが正直な感覚ですね。


応募性なので、実態としてはもう少しだけ難易度が高い気もしますが、おおよそ20作品の中から一番面白いと思われたら勝ちといった感じでしょうか。


続いて、選考の中身について触れていきましょう。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る