第9話 霊媒師



今、私は霊媒師が居る所へ向かっているのですが、今は何事もなくて

問題ありません。


例の霊も私の身体を使って悪さもしてこないのでとりあえずは安心

している私です。


しばらく歩いていると霊媒師が居る所へ到着するのですが、

ここは住宅街でしかも高級住宅街です。


どうして高級住宅街に霊媒師が居るのかが不思議です。


とりあえず、私は霊媒師が居る家のインターホンを押すと

しばらくして霊媒師ぽい人が玄関から出てくる。


霊媒師ぽい人と私は家の中へ入るのですが、家の中は薄暗くて

気味が悪いという感じがします。


どっちにしても霊の事で相談しないといけないので

私は頑張る事にします。


霊媒師ぽい人と私はとあるお部屋の中へ入ると霊媒師ぽい人から

こう言われます。


「まずはそこの椅子へ座って下さい」


「はい」


私は椅子に座ると霊媒師ぽい人は私に声をかけてくるのです。


「私に何か用か?」


「霊の事で」


「なるほど」


「その前に本当に霊媒師ですか?」


「失敬な人だ、本物の霊媒師だ」


「ごめんなさい」


「霊とは何か?」


「実は私の中に悪さする霊がいまして

そのせいで私は命を落としかけたのです」


「ふむ、それはまずいですね」


「はい」


「では、見てあげよう」


霊媒師は目を閉じると何かぶつぶつ言い出して、

私の中に居る霊とお話でもしようとしているのかな。


しばらくして霊媒師の人がこう言います。


「霊とお話したのだが、怖い思いをさせるのは

しょうがない事だそうだ」


「そうなんですか」


「霊を消滅させていいのか?」


「はい」


霊媒師はまたぶつぶつ言い出すと、私の中にいた霊が

身体から出てきて、霊媒師によって消滅した。


これで私は霊によって怖い思いをする事もないし、

あぶない事も起きないと思うので安心するのでした。


それからの私の生活は本当に平穏で安心して暮らしているのでした。

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後ろを振り向いたら!! 一ノ瀬 彩音 @takutaku2019

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