トラブルは連続して起こるの巻

第1話

「なんか大家族過ぎて…」


「誰がままとパパ?」


手を繋いでほのぼの服探しです


「くれにゃいのままとぱぱ?」


「ビル君は、主夫でしょー?

俺は兄貴だからサタン君がままだね

キサラは弟で、マオは……ペット」


「えぇええええ!?

俺ペット?え!?えぇええええ!?んぶ!?」


「この服どうだろうか」


叫ぶマオにガムテープを貼り服を選ぶビル君

早業でした、あれは…



山積みの服を空間に突っ込んでお城へ扉を繋げます


何となく玉座の裏に出してみたんだけど

誰かの謁見中らしい


「ΣランクとΣ+ランクの者に依頼したいので

お呼び頂きたい」


「あやつらに、依頼すると…な?

どんな依頼かによってはあやつらを呼ぶ事は出来ぬ」


どうやら俺達の事みたいだね


紅がエレン達に

シ──ッ!! d(゚ε゚;)ってやってるのを見てにやけとまらんぜ


「依頼内容は本人達に言う。早く呼んでもらいたい。条約を解消してもよいのか?」


どうやら、相手はお偉いさんみたいだね

条約って事はどこの国なんだろ?


「言えないような依頼をさせるつもりなら

呼ぶ事はせぬ 

それでマーガリン帝国と条約が解消されようと構わぬ」


「戦争…すると?」


「戦争等、そんな無駄な事はせぬ

そなたらが、そのつもりなら話は…別だがなぁ?」


サタン君がとてもソワソワして此方をずーーーっとみてるんだよね

行っていいよね?行こうよ?みたいな、ね


取り敢えず子供達+ルキさんに結界とお面付けとかないとね


サタン君は待ってました!と言わんばかりに指パッチんして

俺達にコート着せてくれましたよ、はい


「なんだ!?今の音は!?」


指パッチんの音で護衛が戦闘体制入ってますよっよ

むしろ、今まで気づいてなかったんかーい


ジンは気付いていたのか、どうじてません

つまらないです!!


「はろー?

俺達になんの用?」


ヒラヒラ手を振り聞いた


「お、お前らがΣとΣ+ランクか?」


「そうだけどー?

呼ばれたから出てきてあげたんじゃーん

早く用件は?」


ん?子供達?

俺と一緒にでっかくなったフェンの上ですよ


「マーガリン帝国に来てもらおう」


取り乱したことをなかったことにしたかったのか

無駄にドヤ顔だったお


「「「「移住とか無理(でし)」」」」


「!?」


いや、そんな驚かれても、ねぇ?

誰が高圧的な奴がいる国に行くんだよ


「用がそれだけなら帰ってもいいかなー?」


「いいともー!」


「という事で、帰ろうか」


あれ、そもそも城に何しに来たんだっけ?

俺が扉を作ると帝みたいなローブ被った奴が扉の前へ来た


「誰?」


「俺は「マーガリン帝国の全帝さーん」


ローブが言う前にサタン君が教えてくれました


「話だけでも聞いてくれないか?」


「おぉー!土下座!んぶ!?」


ビル君がまたガムテープ貼ってました、うん



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る