第14話
「キサラー、城潜入してなんかわかったのー?」
「あっ!面白い事があったでし!」
うどんを食べる手を止め手をブンブンふった
「何があったの?」
「まずは、九尾になりすましてる今の国王はヅラでし!」
「ブフォッ
ヅラなのかよwww」
マオは、すすっていたうどんを吹いて笑った
キサラ「そうでし!自室で取っていたでし!
髪の毛一本しかなかったでし!!」キリッ
何でそんな所調べてんだよ!!
危うく俺までうどん吹く所だった!!
「一本なら潔くスキンヘッドにしちまえばいいじゃんww」
「国王のヅラなんかどうでもよいんじゃ!
他なんかないのー?」
「あっ!後お姫様はお姫様じゃないでし!」
ん?どういうこと?
「王子様だったでし!立派な息子が付いてたでし!」
皆が一気に吹いたよね
とりあえず雑巾投げといた
俺はもう食べ終わってますもん。
嫌な予感して早々に食べましたよ、はい。
「息子!?」
「立派な息子付いてるでし!
どうやら魔法で消してたみたいでし!」
え?消す必要あるの?え?そういう趣味?
女を目指してる感じか?
「何でそんなことすんの?」
「どうやら奴隷の売人一家みたいでし!
連れてく男達は、働くものと売るもので分けてるみたいだったでし」
「ふぅん…」
「ご飯も食べたしー、城にいこうよ!」
「城に行きますか!紅はタイチ達と待ってる?」
「にーにといく!」
俺の足にギュッと抱きついてきた
「なら、この面被っててな」
狐の面を被せ甚平に着替えさせる
「それじゃあ、子供達はルキさんの言うこと聞いていいこに待ってろよ」
うん!!といい返事が貰えたので
城に遊びに行こうと思います
「はろー!みなさーーーん!!
あれ?返事が聞こえないなぁ」
転移して話しかけると唖然とする九尾擬達
「お、お前ら何者だ!?騎士よ!捕らえよ!」
騎士がわらわらと寄ってくる
「それでは!」
「問題でーす」
「このボールは」
「なぁんだ!」
「行くのでし!!」
俺達は赤と白のボールを投げた
「行け!メタ○ン」
「カビ○ン!!」
「グラー○ン」
「リザード○でし!!」
サタン君は、何故かカビ○ンの上に寝そべっている
俺の一回はやってみたい事リストにあったぜ……
「な、なんなんだっ!こいつらは!?」
「さぁさぁ、これがこいつらの正体だ!
メタ○ンやっちゃいなさい!!」
メタ○ンは、髪の毛一本はえたでっぷり太ったおっさんとでっぷり太った能面のような男になった
それを見てうろたえる二人
「さてさて、それではー
化け親父の面をはがしましょうー!」
パチンッと指をならすと
親父達はメタ○ン達と同じ姿になった
「九尾じゃ…ない…!?」
「どういう事なんだ!?」
騎士達はザワザワして王達を問い詰める
「こ、これはっ…そいつらが見せている幻覚だ!!」
王族擬はまだ足掻くつもりらしい
「質問です、俺の尻尾は何本だ?」
「9本あるぞ…!?」
「じゃあ、そこの親父の尻尾は何本だー?」
「お前ら変化も見破れねぇの?」
「ど、どうなってるんだっ!?」
大臣が喚く
「さぁさぁ、ネタばらしのお時間です」
「親父達の正体は?」
「奴隷の売人ー!」
「ならば、目的は?」
「奴隷の調達と金目当てでし!」
ザワメキが大きくなっていく
「さて、気付いていた奴を追い出したのはだぁれだっ?」
「「「「金に目がくらんだお前達」」」」
「裁きを受けてみる?」
俺達がニタァと笑い奴等を見た
一足近づく度に、奴等は2歩後ずさる
何かに怯えるように
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