第8話
「せーん!どこ行くの?」
「んー?取り敢えず今日は俺が作った
快適空間に行こうかなって」
まっさらな空間に色々作ったらなんか街になったんだよなー…
まぁ、狼とかライオンとか動物はあちこちに居るけどね。皆とても大人しくて仲良しなんだよね。
「快適空間でしか?」
「そう、快適空間!キサラも荷物まとめとけよー」
皆が荷物を纏め終わり着替え終わるとルキさんが
風呂敷担いで戻ってきた
「ハァッハァッ
遅れてゴメンなさい!
タイチのものとか持ってきてたら時間がかかりましたっ!」
「あー、気にしなくていいのに
取り敢えず宿の周りには不可侵領域の魔法陣描いておいたから大丈夫かなー
それじゃ、快適空間へごあんなーい」
俺以外の皆の下に落とし穴作って空間に落とした
紅達はちゃんと浮かばせて俺と一緒に扉から入るお
俺が扉を潜ると尻もちついてるルキさんとマオ
「いってぇ!突然落とすなよ!?」
お茶目なイタズラです。テヘペロ
「はいはい、着いてきてねー」
俺は、快適に寝る為にだけに作った家に案内した
「うぉっ!?え?床がフワフワ何だけど!?」
マオが飛んで遊ぶ
この家、中は全部布団で出来てる
だから何処もかしこもフワフワ
ちゃんと浄化の魔法陣も描いてあるから汚れる事はありまてん
「寝るのは此処ね」
「「「「デカっ!!!!」」」」
キングサイズ2つ分くらいのベッド
最初は床で寝てたんだけど、
やっぱり何か違和感感じてベッド作りましたよ
「ルキさんも荷物適当に置いて寝ていいからね
あ、毛布は取られるかもしれないからコレね」
基本皆で一緒に寝る俺たちは毛布は2人で1つ使ってる。
ドラゴン達は前踏まれてから
ベットの台の所にベッド作ってそこで仲良く寝てる
「スイ達は今日は、此処ね」
俺がそう言うとパタパタ飛んでベッドに横になっていく
「枕いるヒトーー!」
そう言えば、サタン君とビル君とマオとルキさんが手を挙げた
枕を出して横になると何故かビル君とサタン君に抱かれた。
マオはフェンを抱いてスヤスヤすでに寝ていた
何でだ?と思えば
あっ。紅がタイチと寝てるからかー!
キサラは紅に引っ付いて寝てるしなぁ
ふぅ、スッキリした
俺はスッキリして夢の中におちた
ペチペチ ペチペチ
叩かれて目を開けると、どアップのタイチと紅
「にーに!たいしょうのじかん!」
「父ちゃんとビルさんが
ご飯できるから起きてって言ってたよ」
2人にそう言われノソノソとリビングに行った
ソファの上で寝そべると
紅がテレビを見て踊ってるのをタイチが見て
タイチもぎこちなく踊ってた
「朝の歌の時間だよー!
まずはー、体を曲げておはようございます」
「おはようごじゃいましゅっ!」
「おはようございます?」
「にっこり笑顔で家族にピースー!」
「ぴーしゅ!」
「ぴーす?」
俺達に笑ってピースをすると紅と
首を傾げながらピースをするタイチ
それからも楽しそうに踊る2人
とても微笑ましい
そんな事を思いながらウトウトしてると
「千、もうご飯が出来るから寝るなよ」
ビル君には全てお見通しのようでした。
皆でご飯を食べていると
「今日は何するのー?」
サタン君が突然聞いてきた
「あー、どうしたい?」
「んー、楽しい事」
ニヤァとイタズラでも思いついたみたいに笑うサタン君
「なら、そうしようか。ルキさんは此処にいてね?
あっ、この家から出てもいいけど、
何に出会って叫んだり攻撃したらダメだからね?」
まぁ、色々いるからね、此処
ご飯も食べ終わったし着替えなきゃなぁ
「え!?どういう事ですか!?」
「まぁ、色々いるんだよねー
皆優しいから大丈夫だけど、叫ばれたら辛いと思うからさ」
「あ、わかりましたっ!」
「んー、紅はタイチといる?」
「くれにゃい、タイしゃんとおるしゅばんできるよ!
だから、ちゃんとくれにゃいむかえにきちぇね?」
タイチと手を繋いで俺を見つめる紅
「安心しろ、紅置いて帰って来なくなんかならねぇよ
タイチ、俺達がいない間紅よろしくな?
一応スイ達は此処にいるから、何かあればスイ達に言って」
「わかった、気を付けてな」
何か初めてのお留守番だなぁ、紅
俺は紅に服を着せて
一応タイチ達にも服を出して皆で和服を着て外に出た
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます