第11話
スペル草をゴミ袋一杯に摘んで
「あーとは、ミッドタイガーだけだなー
というか、まぁ隠れてるんだけどねー」
探索をかけるとミッドタイガーに囲まれていた
「あれ、マオー
また数多いけど!というかドラゴンいるけど!?」
「んー、あ!本当だっ!
センー、ドラゴン五体いる!
レッドドラゴン二体に
アースドラゴン一体
サンダードラゴン二体だねぇ
これ、この子達には無理でしょ」
「あー!良しっ
ミッドタイガー五体閉じ込めて後でやらせよう
んで、結界張って後は俺達がやればいいんじゃね?」
俺達が話してる間に、クイとカイは慌てていた
まぁ、普通はドラゴンに出会えば死だもんね
「はい、という事でこの結界から出ないで
出たら命の保証はないよ
あ、外の景色消す?」
一応フェンも出るからグロいのダメかなと思って聞いた
「いえ、少しでも戦い方を学びたいので
景色見えるままにしてください」
おぉ、クイ君やる気満々ね!
「オッケー!
マオー、フェンー、やるよー!」
「対象指定ミッドタイガー×5
''底沼''」
ミッドタイガー五体の体が土の中に吸い込まれ消えた
別次元の空間に移しただけだけどね
「俺レッドドラゴンやってくる!」
マオはそう言ったと思ったらもうドラゴンの所にいた
「フェンはどうする?」
「サンダードラゴンやりたいな」
「なら、残りは俺がやるから行っといで」
俺がそう言えばフェンはデカくなってサンダードラゴンの元へ行った
「あー、一気にやるか
結 結 結 結 結 結 結 結 結 結 結 結 結 結 結 結 結 結!
滅!」
くっそ、コレでもまだミッドタイガー残ってんじゃん
「あ、ポチ!
あ、双銃の方な!」
そう言うと手に銃が出た
「これなら、楽なんじゃね?」
俺は、次々とミッドタイガーを撃った
何発撃ったか覚えてねぇけど
まぁ、気づけば周りは更地だったよな、うん
「あー、後で戻そ
って、あっぶねー!」
アースドラゴンが突然俺の足元から出てきた
「うわっー、デッケーな」
俺は、アースドラゴンを見上げて感心していると
ドゴンッ
今度は俺の足元からアースドラゴンの尻尾が出てきた
「てか、何でこいつ喋んねーの?
ん?何か目がすっげぇ濁ってる」
俺は頭で検索をかけると一つのワードがヒット
「うわっ、やっべ」
俺は息を思いっきり吸い込み
「ドラゴンは生け捕りしてくださぁあああああああああああああいいぃいいいいい!!!!」
思いっきり叫んだ
所々で
我の耳がぁああああああああああとか
うるっせぇええええええええとか聞こえたけど知りません
後悔はしてませぬぞ!!
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