第6話
光が止んで石を持っていた手を見ると何もなかった
「え?何もねぇけど!?」
そういうものなのかと皆を見ると皆何かしら持ってる
ミンは、ロングソード
マオは、グローブ
ビル君は、死神みたいな鎌
サタン君は、鞭
「え?俺のは?え?」
俺が1人で百面相してると
突然ビル君とサタン君に服を脱がされた
「えぇ!?どういう状況これ!?
いや、ミンは指の隙間から見るなら手で覆う意味!!!!」
「あぁ、やっぱりな」
「え!?何がやっぱりなの?」
二人だけで納得しないでちゃんと俺にも説明求む!!
「あのねぇー。千は寄生型みたい
ちょっとまってねー!」
カシャッ
シャッター音がしたかと思うと俺にスマホの画面を見せてきた
「え!?何で背中に白い翼のタトゥーが増えてるの!?」
「魔武器が出ずに体の何処かにタトゥーが出るのは
寄生型の証なんだよねぇー
とは言ってもこれを知ってる人も出る人も少ないから皆気づかないんだけどねぇー」
「これ、どうやって戦うの?」
「魔武器に名前つけて呼んでみろ」
ビル君に言われたが名前が全く思いつかず結局
「あーーーー!
もうポチでいいや!でてこいやーーー!」
すると俺の目の前に双剣と双銃が浮いていた
「んぁ?これどういうこと?」
「作る時に何考えてた?」
ビル君に聞かれその時のことを思い出してみた
「あー、んー、
確か銃もいいなぁ、だけど双剣も使ってみたいなぁ
まぁ、どっちか出ればいいやと思ったけど」
「「それだ」」
「取り敢えず手にとってみればー?」
そう言われ双銃を持った
「んー、的ないかな。試し打ちしたい」
「ほーらよっと!
結界もはってあるからな!」
マオが的を作ってくれたので
遠慮なく撃つか
ドゴォオオオン
「え?」
何か威力おかしくない?え?これがこっちの普通な訳ないよね?ね?
「うっわ、結界にヒビ入った!
あれ張ってなかったらやばかったなー!」
「え?俺手抜いて撃ったんだけど、え?」
「次、双剣使ってみろよ」
ビル君がそういうとまたマオが人型の的を作ってくれた
「ほーらよっと」
セン「よっしゃ!行くぜ!」
俺は、アニメで見てちょっと憧れてた
回転しながら肉を削ぐように的を切った
あれだね、今の体はワイヤーとかなくても出来るから嬉しいのぅ
ピキッ
ピキキキッ
パリンッ
「あーらら、今度は結界持たなかったねぇ」
サタン君はケラケラ笑っていたけど
俺、これ手加減すんげー難しいんだけどぉおお!?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます