第9話

「うわぁっ、何事ですか!?

って、ギルマスじゃないですか!?」


中にいた、多分校長は何か忙しなく動いてた


「ギルマス、冷やし中華あげるから

早く説明してあげてよ」


「此奴ら入学させる

千、早くくれ」


驚きの早さで簡潔に説明して俺に手を出してきた


「はい、神崎スペシャル冷やし中華」


具も麺もタップリ、味は美味すぎてこれしか食べられなくなるぜ!


その冷やし中華を見て今まで死んでた目が凄いキラキラしてた


「入学ですか

取り敢えずこのテストを一教科一時間でお願いします」


そう言って数枚の紙が配られた


あれだよね、30分も経たずに終わったよね

もちろん全問正解ですよ?お?


「これなら、特待生ですね

この入学書類にサインお願いします」


そう言って紙を渡し校長は何処かへ行った


「俺が書いとくよー」


サタン君がそう言ってくれたので渡された紙を渡した


あ、そういえばコート着っぱなしだったわ

そう思い俺が脱げば皆思い出したかのように脱いでた


姿かわってたよね、うん

でも、格好良さはかわらないなんてズルイぜ!



サタン君が書き終え

みんなで遅めの昼ご飯を食べてると

何処かへ行っていた校長が制服を持って戻ってきた


「うわぁ、それ美味しそうですね!

僕も食べていいですか!?」


何だろう、この人に耳と尻尾が見えた気がした


「どうぞー

あ、これ書類ですー」


サタン君が、校長にお皿と書類を渡した


因みにお昼ご飯は、バイキング形式の和食です

味噌汁美味いわ

校長も美味しいです!って興奮してた


ギルマスなんか神崎スペシャル冷やし中華

おかわりしてるからね、うん



ご飯も食べ終わり学園の話に


「えーと、クラスなんですが「クラスは全員一緒でお願いしますー」え、あ、わかりました」


サタン君が有無を言わさない笑顔で校長に無言の圧力かけてたよね


「後は、寮はどうしますか?

もし、皆さんで寮に入るのなら一室皆さんで住める部屋があるんですが」


「なら、お願いします!」


やったね!一緒だ!!


「それとですね、ギルドランクがΣ+とΣランクなんでしたよね?」


「そうなんだよね?ギルマスー

というか、Σ+とΣランクってあったの?」


確かギルドランクは、下から

E D C B A AA S SS SSS Z X

Xは世界最強の総帝だけらしい


「お前らの為に作った

だから、城いかねぇといけねぇ」


うぇー、面倒そうだなぁ


「皆さんは特待生なのでSクラスになるんです。

そのクラスのギルドランクの平均がAAランクなんです。

だから、ダミーランクをどうしますか?」


「なら、皆Sランクで良くね?」


マオの言葉に全員一致。


「なら、そう登録しますね

属性なども、気をつけてくださいね

普通は、3つあれば優秀ですから」


「はーい!」


「学園は明日から来て下さい

学園に着いたら校長室までお願いします

寮は、今日からでも入れますがどうしますか?」


「んー、泊まるところ探すより

もう入った方がいいと思うし、お願いします」


「はい、それじゃあこれが部屋の鍵と制服です」


そう言って全体的に黒いブレザーの制服を渡された


「あっ、アクセサリーなどは、自由ですので安心してください。

因みに一般の生徒の制服は白です」


あぁ、俺達アクセサリー付けてるもんな


「特待生って他にいんの?」


マオが俺が気になっていたことを聞いてくれた


「いえ、今年は皆さんだけです」


「よしっ、なら寮へ行こうか

それじゃあ、また明日」


俺は扉を作り寮の入り口へ向かった



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