第7話
男は、引きずられているのに器用に冷やし中華を食べていた
「あれっ!?さっき壊れてたのに!」
受付の人がアワアワしてるのを見て
「あぁー、壊しちゃったから直しといた~」
サタン君がそういえば唖然としていた
「ちょっと、早くサタンさん退いてくださいよ
俺も久々に測りたいんですって」
マオはそう言ってパンチングマシーンを殴った
ピヨピヨ
後0.1でサタンに追いつくぞ!惜しいな!
そう文字が浮かんだ
0.1とか凄いな、
マオは、後ちょっとだったのにぃーーー!とか言ってた、うん
ん?紅?俺の腕の中でフェンと寝てるよ、うん、可愛すぎる
ビル君は、サタン君より多く俺より少なかったらしい
「千もやれよー」
サタン君に紅を奪われてパンチングマシーンまで
押されたのでイラつきを抑えず思いっきり殴った
ピービーピーーー!
∞です。
ちょ、俺だけヒヨコじゃないの!?
警告音とかやめて!!
「次、属性測ろう!」
サタン君が水晶に手をかざすと
何か全体的に黒かった、うん
俺はポケットから携帯を出して
水晶を取ると属性がでてきた
「サタン君は、闇 魂 悪 水 斬 黒炎だね」
「うわぁ、やっぱり増えてるー!」
「俺もやる!」
マオが手をかざすと
赤と黒が入り混じっていた
「あー、マオは闇 魔 獄炎 蝶 血だね」
蝶って何!?ってなった、うん
調べたら蝶の視覚の共有や操ったり出来るらしい
ビル君が無言で手をかざすと
モノクロだね、うん
「ビル君はー、悪 闇 魔 神 邪 魂 斬 殺だねぇ」
「千もやってみろ」
俺が手をかざすと色んな色が混じりすぎて
黒っぽくなった
「俺は全部あるからなぁ
何で俺たち、測ったんだっけ?」
測るのを楽しそうにしてる皆を見て楽しんだが
本来何しに来たんだっけか?
「あー、ギルドの登録ー!」
サタン君に言われ扉の方を見ると冷やし中華食べてる奴にすんげぇ睨まれてた
「お前ら人間じゃねぇだろ。何者だ」
うん、冷やし中華啜ってるから全くキマらないよね
「いや、俺人間だけど!?
この子も人間だけど!!」
俺と紅は人間です。普通の、うん
「ねぇー、登録出来るの?出来ないの?」
サタン君顔がにやけてるよ
「あー、面倒くせー
別に危害加えねぇなら入れてやるよ
お前は、Σ+ランク
お前らは、Σランクな
まぁ。この依頼できたらの話だけど」
「んー、ならチャチャっといってくる」
俺は紙を受け取りその場所へ扉を繋げサタン君を投げ
また扉を繋げマオを投げ…それを繰り返して
自分も紅とフェンを連れて渡された紙に書いてある場所へ向かった。
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