第6話

部屋でこれからの事を俺が考えていると

いつの間にやら紅は皆と打ち解けていた


「んー、これからどうしようか

まぁ、いざとなれば金は作れるけど」


「学校でも行くー?

校長脅せば紅も側に置けるでしょー!」


「確か学校って寮もあるから住む所も困らねぇじゃん」


「あー、その前においらビル君と修行してくる!

一時間もすれば戻るわ!

紅の事よろぴこ」


異空間を作り時間を弄って外の1分を中では一年にした

中では、魔力の抑え方

魔力のコントロール

体術と魔法を掛け合わせた戦い方


色々魔法も作ってみた


あれだね、不老不死だから見た目変わらないけど

年齢的にはおっさんだよね、俺


「たっだいまー!」


「うわっ、髪の毛伸びてるじゃーん

俺が切ってあげる」


サタン君に髪の毛を切られてる間に

ギルド登録の時をどうするか考えた


割るどころか、多分分子になると思うんだけど


「よしっ!これでどうよ!」


「うわぁ、何か髪型がイケメンw

あれだよね、ラ◯みたい

バンダナでも付けようかな」


俺は、黒に蝶がデザインされたバンダナを出して

○ビの様に巻いてみた


「にーに!しゅてき!」


目をキラキラさせて言ってきた紅が可愛かったので

色違いのバンダナを付けてあげた


因みにGPS付いてます、もし迷子になった時のためにもね


「ひゃーー!おしょろい!

くれにゃいとにーに、いっちょだねぇ!」


鏡を見ながらエヘヘと笑ってとても嬉しそう

可愛くて写真撮りまくったよね

皆で一緒に撮って待ち受けにしたよね

幸せすぎてヤバい


「よぉーし!面白そうだから

ギルドに登録しようぜ!」


サタン君がノリノリでくるくると回っていた


「んー、でもどこ行くんだ?

ギルドつっても沢山あるぞ?」


マオ、家から出たくないんですね

顔が嫌がってますよ!!


「あーとね、調べたら

白馬の騎士

白鳥の精

blood devil

冷やし中華始めました

かなぁー

という事で紙渡すから行きたいところ書いて箱に入れたまえ」


俺は紅を抱っこして何処がいい?と聞くと


「ひやちちゅーかはじめまちた!」


えーと、冷やし中華と二枚書いて箱に入れた

いや、本当名前がいいよねwwwww


「はーい、発表しまーーーす!

全員一致で冷やし中華始めましたに決定!!」


俺は某猫型ロボットのピンクの扉を出した


「んじゃあ、行くよー

とその前にコートきた?」


俺は紅にポンチョを着せて

狐のお面を被せた


「コートきたからいこうぜっ!」


サタン君は早く行きたくて仕方ないのか

俺をグイグイ押して扉の中へ入った


「あ、フェン小さくなっといてね」


フェンが仔犬サイズになったので紅に抱っこさせた


「あー!たのもー!」


扉を開けて入るとやたらジロジロ見られた

あかん、見られ過ぎて吐きそうなんだけど


俺が吐き気に苦しんでいると


「あのー、ギルド登録したいんだけどー

あ、全員ね」


既にサタン君が受付で書類書いてた


ビル君が俺の背中をさすってくれて大分マシになった。

すると、トテテテとサタン君がこちらへきて


「魔力とか測るから来てだってー」


そう言われてゾロゾロとよくわからん個室へ連れてこられた


中にはパンチングマシーンと水晶があった

やり方がさっぱりわからなかった俺は


「俺最後でいいよー」


俺がそう言うとサタン君が先に出て

パンチングマシーンを殴る


するとパンチングマシーン跡形もなく壊れたよね

受付さん、パタパタとどっか行っちゃったし


「サタン君が壊したからなおしなよー!」


「よし、無限まで測れる奴作ろう!」


そう言ってサタン君は新しいものを作って

もう一度殴った


ピヨピヨと鳴ったかと思うと


∞一歩手前ぐらい!頑張れ!


そう文字が出た


「え?なんか曖昧過ぎる」


「いやー、だって普通は10万とかだからなー

今んとこ人間で一番多いのは70億だし

それ以上、上は適当でいっかな☆って」


「へぇー、そんなもんなのか」


俺たちがほのぼの話してると受付の子が男を引きずってきた



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