第3話 過去や未来が見える人②
更にもう一人、同じ時期に、子供の小学校の保護者の方がご紹介くださった占い師さん(女性)は現在、過去だけではなく、前世や、家族の想念まで見える人でした。
紹介者さんが見てもらった時は、何月に大変なことが起こるけど大丈夫、周りの人に助けてもらって乗り越えられる、ということを言われ、すべて当たっていたそうです。私、興味津々。仕事のことで相談したかったので、行ってみました。
こちらからは何も話していないのに、学校にいる息子の心の中の様子が見えていました。当たり! 予想してくださったことも少し時期が早くなったけど当たり! これにバイオリズムのようなものを組み合わせてアドバイスをくださいました。新しいことを始めるなら、この時期に死に物狂いでやりなさい! という感じですね(私がそれを守り切れず、結果はイマイチでしたが)。
紹介者さんが前世も当たっていたというので、私の前世も見てもらいました。日によってたくさんある中の一部が見えるそうです。その日に見えたのは、
①ヨーロッパみたいなカーブのきれいな家具のあるお屋敷で、20歳くらいで病気で亡くなったお嬢様。「しあわせだったわ」と最後を迎えたそうです。
②ホームレスみたいな男性。ある日誰かに拾われて、全く別の豊かな人生になる。「人生、わからないものだ」と言っている。
③赤茶けた土の崖の上のようなところで、原始的な格好で遠くを眺めている男。たぶんアジア。
わたくしのあふれ出る気品は、お嬢様だったからなのねッ! ホホホホホ……。いえ、思い当たるところがないです。前世は男だろうとは思っていましたが。
(それより、この設定で小説を書き始めたら、何か降りてくるかしら?)
その後、職場で出会った元占い師さん(女性)によると、鑑定した人の何かをもらってしまうため、とてもつらいのでやめたそうです。たぶん霊的なものだと思います。もう一人の元占い師さん(男性)は、その人の死ぬ時期までわかるから、友達は見ないと言っていました。
予知能力も占いの知識も、ない方が楽ですね。一方で、勘は鋭くなりたいです。乗ってはいけない飛行機が分かるように。
結論としては、未来は揺れているから自分次第で変えられる、良いイメージをもってそちらに向かえば良い人生が開けると思っています。そう、未来はこれからの自分の生き方次第なんです。
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