記憶をそのままにタイムリープ。
別段珍しい形の作品ではない。でも、面白い!
洋楽が良く出てくるが、自分はあまり洋楽は知らない。でも、良い曲なのはこの作品を読んでいると伝わってくる。
一番は台詞の言い回しや、語り部分の不自然さが無いことが、自分としては嬉しい。
読んでいて変に現実へと帰されることも無い。ストーリーに関係ない部分で頭を悩ませる必要がない作品は正直あまり多くない。
この作品は洋楽を題材にしている部分があるけど、知らなくても楽しめるし、物語の中に自然と入ることが出来ると思う。
「洋楽は知らない」「興味ない」と思っている人も一度目を通してみて欲しいと思う。