「羽ばたかずに歩け」
好きだと思う。
それだけで羽ばたけてしまう。
私の良くないところだ。
調子に乗るな。
迷惑メールなんて、最近は殆ど来ないのにも拘わらず、来た。
ブレーキ。
まるで、やっちもないことを考えている時に遭遇する、嫌な類の虫のようだ。
はい、わかりました。
と、私は心を正します。
まだ起こってないことに期待はするな。
羽ばたかなくていいのだ。
歩こう。
犬のように。
歩いていれば辿り着く。
棒に当たって起こる感情に素直になって。
また、賢くもあれ。
ただ好きだという気持ちを大事にしな。
大丈夫。
届いた葉書の文面を何度も読んで味わって幸せに感じるなら、それを信じろ。
大丈夫。
まだ何も起きてやしない。
何も。
ただ気持ちを言葉で交わしただけだ。
好意かもしれないし、ただ厚意であるかもしれない。
まだ。
何も起きてやしないのだ。
手の届く範囲には、まだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます