31話 にゃんこ事件・前編

 こんばんは!青松です。前回の話で、ついに30話を達成致しました!50話いったら質問を募って質問コーナーでもやります?


 いえ、冗談です。


 楽しそうなので、やることになったら近況ノート使って質問募集しようと思います。あくまでも需要があれば、ですが。


 閑話休題、にゃんこ飛び越え事件のお話をしましょう。前回のコメント欄にてリクエストが多かったこの事件、僕はかなり肝を冷やした記憶があります。時は同居しているお猫様の蓮太朗れんたろーくんが、まだ1歳に満たない子猫ちゃんだった頃に遡ります。あれは確か、ある夏の朝のことでした。夏休みも飽きるような、8月の中頃だったと思います。


 朝早く……5時半か6時ごろに目が覚めた僕は、ベランダに出たがってみゃーみゃー鳴く蓮太朗くんを窓を開けて出してやり、自分はソファでのんびりしていました。


 何故僕は、蓮太朗をしっかりと見張っておかなかったのでしょう、柔らかい朝陽の差す窓際のソファでうとうとと二度寝をしてしまったのです。数分後なのか十数分後なのかも分からないまま、ガタン、という、ベランダのタイルを蹴るような音で、僕は目を覚ましました。音の鳴る方へ顔を上げて初めて事の重大さがわかったのです。


 マンションの横並びのベランダの、ひとつに繋がった柵の手すりを足場にした蓮太朗の、真っ白でふさふさのしっぽだけが仕切りの壁からふさっと見えて……!しっぽを捕まえればまだ引き戻せる、そう思って急ぎベランダに走ったものの、二度寝明けすぐの冷静さを欠いた頭では何故かものをちゃんと考えられず、真っ先に走らなければならなかったのを何故か律儀にサンダルを履いてしまい……。


 にゃんこ飛び越え事件、その名の通り、うちの灰色の子猫ちゃんは隣のおうちに不法侵入をしてしまったのです……!





















 ……明日テストなので、今日のところはこの辺で切り上げませ。


 また明日、この続きをお教えしましょう。半端になってしまい、申し訳ない……。


 ではでは、1週間お疲れ様です、みなさん。青松でした。

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