26話 歌舞伎町のホスト

 どうも、久しぶりにラムネが食べたくなって買ったら、その日のうちに半分食べちゃった青松です。久しぶりに美味しかったのです、勉強しながらちびちび食べようと思ってたのに……。


 さてさて、エピソードタイトルを見て不審に思った方もいるでしょうから、早速本題に入りましょうか。先に断って置きますと、コロナの話がしたいとか、全然そういうつもりは無いのです。


 先日、英語のスピーチがありました。ALTの先生と一対一でフェイストゥーフェイスして3分でディベート用のスピーチを読まなきゃいけなかったのです(コロナの所為でディベートが出来なかった)。僕ALTの先生ちょっと苦手なんすよ。男性なんですけど、身長高くてずるいし生徒によく悪戯してるし、身長高くてずるいし。


 その日も女の子の机で悪戯しててテメェ一回表出ろやって言いそうになりました。言いませんよ?言いませんけど。


 そんなわけで、僕すごく緊張してたんです。もともと、人前があまり得意では無く……。なので、自己暗示かけようと思ったんです。どんな暗示が良いかなあと考え、しかも緊張し切った頭ですので、正常な判断が出来るわけもなく……。



 緊張しない職→接客業→歌舞伎町のホスト


 ……歌舞伎町のホストか!!



 と、謎の思考回路を辿り、3分くらいずっと(俺は歌舞伎町のホスト俺は歌舞伎町のホスト俺は歌舞伎町のホスト俺は歌舞伎町のホスト)と自己暗示を掛けていました。


 結果、緊張が解れてスピーチもほぼ3分ピッタリで終わり、「My favorite speach」、「Very nice」とお褒めの言葉まで貰ったのですが。


後になって冷静に考えてみると、何故男性の先生相手に歌舞伎町のホストになろうと思ったのかとか、俺なんかなったところで絶対底辺ホストだろとか、そもそもスピーチするためになんで歌舞伎町のホスト選んだろうとか、歌舞伎町のホストになった(?)からってなんであそこまで緊張しなかったんだとか、突っ込みどころは満載で。


アキラくんに話したら


「いや、独特ー笑」


と大笑いされる始末。


緊張する、って、冷静で居られなくなる、って怖いことですね……。精進したいと思います。


以上、歌舞伎町のホスト(精神)の青松でした。プリンセス、また会いに来てね(怒られそう)

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