おまけ

「ねえ、雄一」


「ん?なに?」


「自分の名前、10回言ってみて」


「あーいいよ」


「じゃあ、どうぞ」


「ゆういち、ゆういち、ゆういち、ゆういち、ゆういち、ゆういち、ゆういち、ゆういち、ゆういち、ゆういち」


「じゃあ、私の名前は?」


「ゆういち!!!ってあれ?

あーーー!引っ掛かったー!!!」


(だめだ、こりゃ…)


雄一の単純さを再確認した文香であった。

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笑わない彼女 黒猫B @kuro-b

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