第7話 時を止めたくて
氷水を眺めても
時間は止まらない
灼熱の炎で熱しても
時間は止まらない
時間を排水溝に落としてしまった
暗いすきまから 眺めると
時間は笑っていた
私は どうしていいか わからなくて
近くの砂場から持ってきた砂で
その口を塞いだ
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