第2話
流れる夜の風 瓶詰にした母の亡骸
海に行きたいなら 風に乗るといい
光のような速さで ぶっ飛ばしてくれる
誰も他人に興味がない 自分が大好き
あいつの宝が欲しい どんな手を使ってでも
弱くても勝てる だったらもう誰にでも勝てる
いつまでも弱いまま 風の音楽を聴いて
いけない薬が効きすぎて 眩暈と震えが止まらない
妄想と空想が入り混じって 不可思議な世界がいつも見える
墓石に挨拶 列車に乗って窓を叩く
のけ者にしやがって 誰も止めてくれなかったじゃないか
人間機関銃が一斉に街を攻撃する
撃たれて 撃って 撃ち返す
結局みんな 自分が好き
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます