6. シナリオ本編 -クライマックス

■クライマックス:告白する場合

もし告白すると決めた場合は、カレンデュラが以下のように応援してくる。


▼描写:背中を押す

「そっか、告白するんだね。……うん、そっかぁ」

「……へへ。よし、ようやく僕も負けヒロイン観察者としての面目躍如ってとこだねー!! 影に隠れて、じーっくり見届けさせてもらいますとも! うーん嬉しい! 嬉しいよ、うん!!」

「いい感じの告白シーンをお願いするよ、我らが最高の負けヒロインさん!」

「……でもね。たとえどんな結果になっても、君は本当に素敵な人だよ。僕が保証する。君を一番近くでずーっと見てきた僕が言うんだもの、これは本当の本当だよ」

「いってらっしゃい、PC1」


告白するシチュエーションは、PCたちの希望に合わせてください。特に希望がなければ、星霊祭の広場の大きな木の下での告白になります。

アポロは真剣な顔で告白を聞いてくれますが、最終的に小さく首を振り、「気持ちは本当に嬉しい。だけど、ごめん。俺、好きな人がいるから」と告白を断ります。

なお、アポロは、PCたちが自主的に言い出さない限り、PC1が死んでいることに気が付きません。そういうところは鈍感主人公です。死んだことを伝えると非常にショックを受けますが、「……そうか。こんな事になって、本当にごめん。でも、幽霊でも、俺はお前とこのまま友達でいたい。だめだろうか」と伝えてきます。

※なお、このタイミングで「レウコトエが蛮族である」ということを伝えることも出来ます。アポロは酷くショックを受けますが、彼の心は変わりません。

※アポロの口調は、設定によって任意に変えてください


■クライマックス:告白しない場合


▼描写:妖精の独白2

カレンデュラはじっとPC1の顔を見て、どこかほっとしたように微笑んだ。

「そっか。うん。それが君の選択なら、それでいいと思うよ」

「……ふふ、変だな。ごめん。僕、なんかほっとしちゃったみたい」

「君は僕の思う最高の負けヒロインじゃなくなったけど……でも、僕が君の役に立ちたいってのは変わんないよ。これからどうするか、一緒に考えよっか」


いずれにせよ、クライマックスが終わったら、エピローグに移ります。

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