趣味を語り合いたい編
麺好きの自論 そば編①
麺。
好きだ。その一言につきる。朝はパン、昼は麺、夜はごはんを心掛けながらカロリーをとる私だが、ぶっちゃけ麺は1日3食、いやおやつを含めて4食食べても飽きない。
うどんもそばもラーメンもそうめんも、麺料理はほぼおいしく頂けるが、特にそばが好みなので、まずは麺の中でもそばについて語っていきたい。
そば。
漢字で書くと蕎麦。
うまい。小学校の頃は食べなかった、うどんオンリーだったはずなのに、いつの間にか大好物になってしまった。
そして大好物になった同時にこだわりもまあまあある。
私はそばを頂くときは大体温かいヤツだ。
「フン、好きと言っておきながら貴様は蕎麦を何も愛していない。蕎麦はざるにのってこそだろう」
という人も中にはいるだろう。しかし、怒り狂うことなくこの先を見てほしい。
私は冷たいざるに乗ったそばを絶対に食べないというわけではない。おいしそうな蕎麦屋さんを見つけた時は、必ず冷たい蕎麦を頼んでいる。
しかし、私はこっちにはかなりこだわりが強い。冷たい蕎麦というのはなかなか奥が深い。
つゆは濃い目、そこにつけて口に運ぶ蕎麦は、濃いめのつゆに負けないくらいにそばの旨味と食感を味わえないと、私はどうしても思ってしまう。
うまいつゆを味わうのなら、つゆに麺が浸かっている温かいヤツでもいいと。
実際それは軽蔑の意味ではなく、それが暖かい蕎麦の特徴だと思うのだ。細い面にほどよいつゆが絡まり、ほのかな蕎麦の香り、味と共につゆの味とのハーモニーを楽しむことができる。
しかし同じ長所を冷たい蕎麦にも求めてしまうのなら、もはや分ける必要はない。冷たいそばには冷たいそばの良さがあるはずなのだ。
私が考えるに、冷たいそばの長所こそ、蕎麦の味と食感を強く感じながら、時折つゆや薬味を味変で加えてあげることで、つゆとのハーモニーを楽しむのではなく蕎麦それ自体を楽しむものなのではないかと。
もちろん人の好みは十人十色。私の意見とは真っ向から反対する人もいるだろう。
しかし、せっかく食事をするのなら、少しのこだわりを持って自分の好みになるものを研究していきたい。私の場合、とりあえず今、蕎麦について辿り着いているこだわりとしてそのようなところがあるだけだ。
しかし、このこだわりは残念ながら駅やその近くにある安い蕎麦屋さんでは、暖かいそばは合格点でも、冷たいのはなかなか合格点にはいかない。
やはりこだわりのそばを味わうのなら。自信のあるっぽい別の蕎麦屋さんにチャレンジして味わってみるしかない。
多くは、うまいけど感動するほどじゃないと思うことだろう。しかし、もしも本当に好みなところを見つけると、たぶん感動する。そばを極めようとする人がつくるのはこんなにも感情が動くものなのかと。
ちなみに私も、どこかの旅行先で食べたそばに感動して、ハマってしまったわけだ。
冷たいものを前提に話してしまったが、もちろん温かいそばでも同じことがいえる。幸い全国にそばを提供するところは多い。いつものところだけではなく、いろいろ食べ歩いてみると良いと思う。
次回は、そばのはなしだが、トッピングの話をしたい気がする。
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