第460話 ギャンブル結果

お久しぶりです!(本編休むとか言い出したくせに運営編を上げるやつ

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「ふぅ……これでようやく彼が妖の隔世から現世へと帰ってくれましたね」


「そうだな。思えばかなりの長い時間をそこに費やしていたような気もするが、あっという間だったようにおも思えるな」


「そうですね」


 そう言って私と後輩との間にどことなく珍妙で気まずい雰囲気が漂った。そして、


「先輩、あの賭けのこと忘れたわけじゃないですよね?」


 先に口火を切ったのは当然、彼女だった。


「もちろん忘れていないとも」


「彼が妖の隔世を訪れた正確な日時は覚えていませんが、私たちが賭けを行ったのは五月二十日です。間違いはないですか?」


「そうだな、確かにそのくらいだった気がする」


「そして今日は七月の九日、つまり、一ヶ月と二十日が経過したことになります!」


 ふむ、こうして具体的な数字を出されると、意外とそのくらいなのか、とも思ってしまうな。いや、一人のプレイヤーが一つの世界を攻略するにしてはあまりにも早すぎるのだが。


「そして私たちがベットした期間はそれぞれ、私が三ヶ月で、先輩が一ヶ月から二ヶ月の間……って、ちょっと待った! これ逆じゃないですか? 私が一ヶ月から二ヶ月の間って言ってたような気がするんですけど!?」


「おいおい、ここにきてその言い訳は苦しいだろうよ。それに見せてみろ、そこにちゃんとメモが書いてあるんだろう? それに私の記憶でも間違いなく、そうだと記憶している」


「むぐぅ……じゃ、じゃあ先輩の勝ちってことでいいですよ! もー、私が先輩に花を持たせてあげたんですからね! 全く、では私はこれにて失礼いたします!」


「まあまあ、ちょっと待て。まだ配当が終了していないだろう? まさかそのままトンズラするつもりじゃないだろうな?」


「ぎくっ」


「そこにも書いてあるだろう? お前が勝った場合には私が一ヶ月間奢り続けると、もちろん私が勝った場合には一ヶ月間奢ることを禁止するとも」


「はぁ、わかりましたよ。一ヶ月間先輩にご飯をねだらなければいいんでしょ! そんな逃げようとしただなんて人聞きの悪い。ちゃんと賭けたんですから履行しますよ!」


「うむ、わかればよろしい」


「でも、禁止されたのはご飯を奢ることだけですよね?」


「え?」


「先輩、ちょっと小腹が空いたのでカフェに寄りません?」


「ん、まあいいが私は奢らんぞ?」


「もちろんですよ! ご飯を食べにいくわけじゃないですから! あくまでコーヒーは飲み物で、パンケーキはスイーツです!」


 おいおい、それじゃあこの賭けは一体なんだったんだよ……











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と、このようになりました!皆さん賭けたの覚えていましたか?

因みに一ヶ月後と答えてくださった方が一番近かったですね!

配当は、、何が良いですか?(;´∀`)


これにて本当にお休みですね!!

今までありがとうございました!また、すぐにフラット帰ってくると思うので、これからも応援よろしくお願いします!!!

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