第275話 スキルと称号の効果(701〜800)


 本日は社長がまだ出張から帰ってきておりませんので専務の私、羽水うすいがお送りさせていただきます。


 社長の後輩と一緒にお出かけになられていたようなのですが、一体どこに行っているのでしょうか。


 ゴホン、では本題に参りましょう。本日は社長から800話までのスキルと称号についての記載せよ、という命令が下りましたのでそれを実行させていただきます。それにしても社長も一人のプレイヤーに肩入れするなんて、それほどこの人物が凄いということなのでしょうか?


 ま、まあ私も社長とまではいきませんが見守らせていただいておりますから、気持ちは分からなくもないですが。


 では早速。


【鬼火】‥怪しい炎を灯す。この炎は使用者の魔力量に応じて威力が上昇し、相手を状態異常:やけどにする。このスキルはこのスキルで倒した敵の数に応じて進化する。

【燐炎】‥怪しい炎を使って生き物を生み出し、それらを使って攻撃する。この炎は水で消えることはなく、対象を喰らい尽くすか、使用者の魔力がなくなるまで燃え続ける。このスキルはこのスキルで倒した敵の数に応じて進化する。

【神聖無効】‥神聖属性による攻撃を無効化する。

【悪臭無効】‥悪臭によるダメージを無効化する。

【憤怒】‥STR、AGIを十倍にし、その他のステータスをマイナスにする。また、怒りによって自我を忘れ標的を倒すまで暴れ散らかす。また、このスキル使用時、同系統スキルの効果を上昇させる。

【獄門橋】‥地獄への門を開き橋を架ける。

【超反応】‥刺激に対する反応速度が飛躍的に上昇する。


 続いて、称号がこちら。


《山菜採り》‥一定時間内に大量の山菜を取得する。山菜のレアドロップ率が上昇する。山菜を食べた時の効果が増幅する。

《悪魔城第一発見者》‥悪魔城をプレイヤーの中で初めて発見する。SPを50P取得する。

《招かれざる客》‥悪魔城を裏ルートから発見する。悪魔からのヘイトが溜まりやすくなり、悪魔への攻撃力が少し上昇する。

《怒り狂う者》‥怒りが臨界点を迎える。スキル【憤怒】を取得する。怒りの感情がある時、自我を保ちにくくなる。

《至りし者》‥最高レベルに到達する。ボーナスSP十五ポイント取得。

《預言者》‥レベルをリセットする。リセットする前のプレイに応じて一つの預言が下される。それを守ることで加護を受け、守らなければ災いが降り注ぐ。

《サイコキラー》‥無感情で人を殺す。相手に殺意を向けた時に相手はより恐怖を感じる。また、DEXをゼロにし、その減少分だけINTとSTRが増加する。


 ふむ、今回はいつもよりも数がかなり少ないように思われますね。流石の彼と言えども強くなればなるほど取得スキルや称号が減っていく、という原則には当てはまるみたいですね。


 しかし問題は彼だけじゃなくて彼の周りのプレイヤーまで強化されている、ということでしょうか。


 彼一人であればどれだけ強くても目立つのには限界がありましたが、それが集団、となるとまた話が変わってきます。彼の劣化版といえど彼の強さに準ずるものたちが量産されるだけでも勘弁なのに、それが統率される、ということを考えると少し恐ろしいですよね。


 今回のイベント、クラン抗争でも一回戦を勝ち抜いてしまったみたいですし、さらに衆目を惹きつけることは避けようもありませんね。


 まあ、もう動き出した針は止められませんが、私も引き続き見守っていきたいと思います。


 では、また、どこかでお会いしましょう。






——————————————————

今回はサボりではないですよ?笑

でも、投稿時間が大幅に遅れたことは大変申し訳ありません。


それとある一つの仕掛けを忍ばせてみました!気づいた方はいらっしゃいますでしょうか?笑


個人的には少し面白いことになっていると思うので、気づいた方はニヤリ、としていただけると嬉しいです!笑


♡が50を超えたらヒントでも出しましょうかね?笑


では、また明日!

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る