morning glory

怪獣はくしゃみをした

砂漠の丘に耳鳴りが響く

私は笑った 笑って笑って 眠った

冷えた身体に温かい血が流れている

怪獣は生きているのだろうか

昨晩は生きていたが今夜は分からない

山の向こうが透明になって

私の熱が宇宙へ吸い込まれる

ああ、朝だ

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

誇りの上で 町田翔太 @machidashota

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ