第129話 前略、プロフィールと師匠と

「痛い痛いっ!痛いし!重いし!」


「女性に重いだなんて、失礼ですよ」


「今!そこじゃない!問題は!」


「私が重いのではなく、私の中身が重いんです。二人分なので」


「嘘つけ!絶対関係ない!」


「あー、あれな、あれ。質量保存の法則?ってやつな」


「分からないからってテキトー言うなよ異世界人!」


「私たちから見れば、あなたこそ異世界人でしょうに」


「そりゃそうなんですが!」


 なんだこの状況。

 待ってよホント。ナニガ、ドウシテ、コウナッタ。


 本当は、回想よりも逃走にエネルギーをまわすべきなんだけど。いい案が浮かぶ可能性もある。

 

 さて、遡ること…………数十分?





「おはようございます」


「おはよー、相変わらず早いね」


 軽く顔を洗い終わり、おそらく二人がいる工房へ。

 予想通り。いつものキッチリとした格好で、リリアンはノアさんとなにやら話し込んでいる。


「おはよう、セツナ。悪いな、物置に押し込んじまって。泊まるやつなんかいないから布団がない」


「ん、問題ないです」


 あたしはどこでも寝れるし、1度寝たらなかなか起きない。

 硬い床でも布一枚でも、なんの問題もない。ちょっと身体は痛いけどね。


 …………あのござと薄い布の束を布団とよぶなら、どこで寝ても変らないと思うけど。


「で、何の話をしてたのかな」


 あたしに声がかからなかったので、選択肢はだいたい2つ。

 

「関係ない話ならいいけど、面倒事なら手伝うよ。巻き込まれるのは…………」


 ………………


「「???」」


 話してる途中、止まる。二人の頭に疑問符が見える。


「……巻き込まれた事はなかった、いつもいつも自分から首突っ込んでたよ」


「お、おう……」


 つまり……これまでの事はだいたい自業自得ですな?泣きたい。


「大した話じゃない。でも面倒事で、なおかつお前に関係ある話だよ」


「???」


 今度はあたしの頭に浮かぶ疑問符。

 つまり大した事のない、あたしに関係した面倒事というわけだ。さっぱり分からない。


「珍しいことにな、リリから仕事の依頼を受けてたんだよ」


「んん……?ノアさん、働いてるんですか?」


「殴るぞ、私が普段なにしてると思ってんだ」


「不審者……ですよね?」


「あれか、お前はあれだな、コッチが非戦闘員だと思ったら気を抜くタイプか」


 違います、アホと金髪とメガネには厳しいだけです。個人的に不審者はアホに分類される。


「鍛冶師だよ、鍛冶師。トンテンカンカンってな、お前の世界から来た奴らは好きだろ?んー?」


「それは人によると思いまーす」


 ハンマーを振るジェスチャーを、誇るように披露するノアさんには悪いけど。別段、ときめかない。

 確かにイメージはそんな感じだけど、こっちにきてからも実際に目にした事はないし。

 今のところ、良く分からない職業というのがあたしの本音である。お世話にはなってるんだけどね。


「ふーむ、剣でも作るんですか?」


「剣に限った話じゃねーよ」


 ニヤリ。よくぞ聞いてくれたと言わんばかりに、随分と良い表情をしている。


「並の鍛冶師なら鉄を叩くだけだろーがよ、私は違う。なんでも作る、金と素材さえあればな。多めに金を積むなら素材も用意してやるよ」


「実際問題、もっと街の中心に店を構えていれば、今と比べ物にならないくらい稼げると思うのですが」


「つまらない奴に、つまらない物を作る気はねぇよ。金払いの良い奴に、面白い物を作るだけで十分食っていける」


「意外と夢がない」


「大人ってのそうゆうもんだよ」


 そうゆうもんですか、世知辛い。

 まぁ、何にせよノアさんがただの不審者2号ではなく、腕の良い鍛冶師である事は分った。


「で、リリアン。どんな依頼なの?あ、刃こぼれでもした?」


「セツナ、お前は失礼なやつだ」


 リリアンに聞いたのに、答えのはノアさん。

 現状、可能性としてありそうな事を聞いてみたけど、どうやら違うみたい。

 あまり使わないけど、刃物だから刃こぼれぐらいならあると思ったんだけど。あたしのも…………いや、刃じゃないけどちょっとボロい。


「あれは私がお……あ?名前を言っちゃいけないんだったか?まぁ、前来た来訪者に作ってやった最高傑作だ、刃こぼれなんてあり得ねぇ」


 ……随分と自信あるな!

 実際、あれがスゴイ剣なのは分かるけどさ。真っ二つになったこともあるし。


「リリからの依頼はな、セツナ。お前の剣を作ってくれって言われたんだよ」


「……はい?」


 …………なんで?

 どうしよう、いろいろ言いたいことはあるんだけど、何から言おうか。


「んーー、いや、それは無理だよ」


 とりあえず物理的というか、世界的と言うか。

 あたしの関係のないところで、無理という理由で攻めていこう。


「今更言う事じゃないとは思うんだけどさ、この世界の武器にはランクがあるよね。あたしはリリアンの剣を持てなかったし、他の剣も持てなかった。作ってもらっても持てないんじゃ意味がないんだよ」


 正確には持てないんじゃなくて、持つも使い方がよく分からなくなる。

 同じような武器を使っていたはずなのに、手に馴染まず、頭にインプットされた説明書を引っこ抜かれたような感覚になる。

 単純に振ったりとかはできるんだけど、武器としては使いこなせないのだ。


「?」


「え、なんで分かんないの」


 このおかしな異世界のルールを再確認しただけなのに、先住民のノアさんの反応はちょっと変。

 何言ってんだコイツ。片眼だけでそう訴えかけてくる。


「お前がリリの剣を使えねぇのは当たり前だろ。あれはリリの剣でお前のじゃねぇんだから。だからお前の武器を作ってやるって話だよ」


 ……話がまるで噛み合わないなぁ!

 あれ!?あたしがおかしいのか?いや、違うよね、この世界のルールに縛られて振り回されてるのはあたしだよね?


「……この世界には、子供が間違って危ない武器を持たないように、ランクという制限が存在します」


 なんて?子供?

 リリアンの口から出てきた言葉が理解できない。


「そして戦う意志を持ち、ある程度の経験を積んだ人に世界から一つ、自分の武器を持つことが許されます」


 …………


「それはスキルという形をとり、その名を『あなたの武器』といいます」


「……マジですか」


 いやどうしよ、衝撃の事実すぎてどう反応したらいいのかホントに分かんない。

 もしそれが真実だとして、だとしら声を大にして言いたい。

 

「遅 い ん だ よ ! ! !」


「あー、なんかそうだよな、お前ら別の世界からきた奴らはそれが遅い。アイツもそうだったな」


 アイツ、とはリリアンの中にいる元になった人かな。

 なんだってこんな変なルールなんだ、リリアンの話では子供でも、意志と経験があれば大丈夫みたいだし。

 

 …………なんだろうな、変な事考えちゃうけど、まるでこの異世界はやっぱりあたしたちに厳しい。

 考えようによってはこの異世界はあたしたちに、強い武器をもたせたくないような気がする。

 考えすぎなんだろうけどさ。変なスキルを渡されて放り出された身としてはなんとも。

 そもそもスキルというところからなんかおかしいんだ、ゲームの中でもないのに。あとこの世界の天使だとかも…………


「……大丈夫か?」


「ん……あ、大丈夫です」


 自分でも分かるくらい、考え込んでいた。ノアさんが心配そうに声をかけるのも仕方ない。

 話を戻そう。いまさらこのトンチキで継ぎ接ぎみたいな世界に、文句を言うのも疲れるってもんだ。

 

「……まぁ、それを踏まえた上で、いらないです」


「はぁ?」


 わぉ、すっごい不満そんな顔と声。


「おいおいおい、おいおいおいおいおい。そりゃないだろ、そもそも私が働くのすら珍しいってのに」


「入口が分かりづらいからじゃないですか?」


「それもあるけどよ。断られるってのは普通にプライドが傷つくぞ」


 プライドかぁ、確かにそれはあるよね。

 別にあたしは理由なく断るわけじゃない。それなりの理由がある。


「単純にここでも観光が終わったらあたしは帰るんですよ、それなのにわざわざ作ってもらうのも悪いってことです」


「帰るのか?なら確かに無駄になっちまうかもなぁ、セツナの世界には魔物もいないんだろ?」


 もちろんいない。……勉学は考え方によっては魔物かもしれないけど。残念ながら剣が通じる相手じゃない。


「持って帰ればいいんです」


 リリアンさん?そんな当たり前みたいに言われましてもね?


「いや、あのね、あたしの世界だとね。刃物を持ち歩けないんだよ、普通に捕まる」


「なら家に飾りましょう、異世界記念に。それに、あとは帰るだけといっても、トラブルがないとは限りません。そんな時、あなたが良く出来た武器を持っていれば、相手は委縮して未然に防げるかもしれません」


 ……リリアンはあたしをどうしたいのか、異世界のお土産に剣を持って帰るのはちょっとヤバい奴である。

 それにトラブルが起きたら、ちょっと申し訳無いけど、リリアンなら一撃で解決できるのではと考えてしまう。


「……分ったよ、ならお願いしようかな」


 経験上、このあとの問答は全て無駄になる。結局はあたしが折れるのだ。

 結果が分ってるなら無駄は省くべき。省エネ、効率、現代の若者らしくいこう。


「目的は別に問わないけどよ。記念品にしては高いぞ、私の仕事は」


 …………大問題だ!あたしはお金を持ってないし、リリアンに借りると帰りにくいし、返せるあてもない。


「そこで交渉です」

 

 言いながら、リリアンは工房の外から見覚えのあるカゴを持ってくる。

 あたしがここまで背負ってきて、ここの入口に置いてきた。石の詰まったカゴ。


「んお、ん……おぉ!」


 ノアさんはカゴの前にしゃがみ込んで、石を手に取り、擦って、凝視して、奇声を上げる。


「いやいや言ったけどな?確かに、歩いて行くなら石でも拾ってこいってよ。それでもこんなに!リリ、姐さんは嬉しい、良くやった」


 新しいおもちゃを手に入れたように、ノアさんは石をイジりながらリリアンに大袈裟な感謝をする。

 ……この人は基本的に姉バカというかなんというか。


「もちろん、ただで渡すわけではありません」


「分かってるって、これでセツナの剣を打てってことだろ?」


「いえ、剣ではなく、装備一式です」


「同じだろ」


「こういうのは仕事、契約ですから、キッチリと。こちらは素材を提供し、装備一式を用意してもらいます。残りはそのまま引き取ってもらってかまいません」


「そうだな、仕事仕事、キッチリとな。あーー……服とかもか、ショボいしボロいな。確かアイツの着てたのがあったし、それを仕立て直して……」


 …………ブツブツと仕事の段取りを考えるノアさん。

 あたしが背負ってたものが、何かしらの鉱石?だというのも驚いてるし、いろいろ聞きたい事もあるんだけどさ。

 

 リリアン……ちょっと悪い顔……してない?

 悪い顔というか、なんか企んでるというか……笑顔が嘘くさい。


「では交渉成立ということで。もしも足が出る事になった場合はそちらで負担していただきます」


「不足なんてねぇだろ、この量。あのサイズの剣なら6~7本は固い。まぁ、仕事だしな、セツナの装備一式、承る」


「よしなに」


 …………計画通りって顔してる!

 いや、普通の剣何本分しかないなら、装備一式という依頼だと、普通に足りない。


 え、なに?うん、うんうん、うん……?…………はい。

 ノアさんに忠告しようと思ったけど、リリアンの目が語りかけてくる、余計な事を言うな、と。


 …………あ、考えすぎか。武器を一つって言ってたもんね。

 良かった、溺愛している娘に騙される可哀想な不審者はいなかったんだね。


「ま、そりゃ明日からだな。とりあえず、セツナ、お前身長と体重は?」


「え、言わないです」


「は?」


 さーて、話も終わったみたいだし、街を散策でもしようかな。

 リンゴ農園でも探そうか、それともお城を見に行こうか、街の中心にある時計塔もいいかもね。


「待てや、なに外出ようとしてんだ」


 誰だこの不審者。リリアンの知り合いだろうか。

 外に続く、通りに面してるくせに内側からしか開かない。そんな頭のおかしい扉への歩みを身体で遮られる。


「こっちも仕事なんだよ、身長体重、あと血液型。教えろ」


「なんか増えてる……いやまぁ、断りますけど」


「なんだお前、乙女か。大丈夫だ、別に個人的に興味があるわけじゃねぇ、作業する上で仕方なく、だ」


「乙女なんですよ、だから身体的なプロフィールはNGです」


「「………………」」


 こっちも別に譲る気はない。親しいとか親しくないとか関係なく、あたしのプロフィールは非公開なんです。


「おい、リリ」


 面倒くさそうにリリアンに声をかける。

 聞き出そうとしてるけど、残念ながらリリアンですらそれは知らない。言ってないからね。


「身長でしたら」


 …………言ってたみたい。

 しかしどこで言ったんだっけ?まるで覚えてない。


「まぁ、身長くらいならいいか。確か……175センチ……くらいかな?」


「……嘘だな」


「便利ですね、その眼」


 嘘が見えるというのは厄介すぎる。

 確かに、実際のところ、そのキリのいい数字にはちょっと足りてないんだよね。


「いや、眼がどうとかじゃねぇよ。明らかにそんなないだろ、お前」


「……?」


「どんなに高くみても160前後だろ」


 …………縮んだ?

 おっかしいな、若干曖昧なとこもあるけど、たしかそのくらいあったと思うんだけど…………

 んー……また一つ、天使をしばく、理由かな。心の川柳。


「もういい、ジッとしてろ。測る、あと血を抜く」


 どうしてそうなる。野蛮な異世界人め。

 だいたいうら若き乙女の体重を聞き出して、さらに血も抜く?

 正気か。こんなとこにいられない、あたしは別の場所に行かせてもらう。


 体重はNGだけど採血もダメだ。

 高等部に上がる時にうけた健康診断でのトラウマが蘇る。針を何度も刺し直し、採血中も激痛が走り、駆血帯を取らずに針を抜いて吹き出した血がなんともスプラッタで。

 普通の血は大丈夫だけど、採血はダメだ。

 

 つまり、やる事は一つ。


「脱兎の如く!」


「リリ」


 残念だったね、ここはもう逃げ切り確定。

 振り返り、すでに駆け出している。

 

 ノアさんではあたしに追いつけないし、リリアンでも無理。

 すでに腕や服をを掴める距離じゃないし、リリアンは足払いとかもできない、繋がってるからね。


「……のはずなんだけどぉ!」


 ガクリと、視界が揺れる。

 左足は確かに宙に浮いた。でもそれは自分の意志で走る為ではなく、横からの力の介入で。


「でも!」


 これで止まるあたしじゃない、不安定には慣れてる。

 前のめりに倒れる身体を両腕で、倒立回転の要領で!前に!跳ぶ!

 ちらりと見えたリリアンは、片手を軸に両足であたしの足を払ったみたい。


「うぇ!?」


 なんでもう一回転してんの!?早い速い疾い!!!

 マズいマズいマズい!今度は腕が払われる!いや、大丈夫大丈夫、上手く着地してみせる!


「……あ」


 あ、じゃないよ!!!バランスを崩したあたし、そしてリリアン。

 二人の身体はあまり綺麗ではない床を転がり…………




「逃げようとするからそうなんだよ」


「いやホント、勘弁して……」


 今現在、床にうつ伏せで倒れるあたし、その上にリリアン。

 どうやらあたしはまだ、逃亡の一つもまともにできないらしい。悲しい。


「記憶に抜けがあるそうなので、その弊害でしょうか。おそらく、身長体重も忘れているんでしょう」


 リリアンからフォローが入る、だけど遅いし特に何の解決にもならない。


「…………一応、体重は覚えてるんだよ。覚えるというか最近量ったし」


「ならば大人しく白状するべきでは?」


 なんでそんなにあたしの秘密を暴くことに積極的なのか。知ることにメリットはないはずだし、なにか気にさわるような事をしただろうか。


「ま、多少重くても気にすんなよ。あれだ、筋肉量とか脂肪だとかでいくらでも言えるだろ」


「……違う」


 …………違う、そうじゃない。別に重いから話したくないんじゃない。いや、重かったら重かったらで言わないけど。


「……多分、平均より軽いから言いたくない」


「…………なぜ?」


 見えないけど、見えないんだけど。リリアンもノアさんもすっごい不思議な顔をしてるのが分かる。


「…………軽かったら言うじゃん」


「その……なにを?」


 気にしてた記憶はない。確かにない。

 でもさ、こっちに来てから気になるって事は、きっとコンプレックスだったんだよ。

 

 だって今、こんなにも悲しい。


「あ、胸がないから軽いんですね(笑)いやー、羨ましい、肩とか凝らないんでしょ?って言うじゃん…………」


「「「………………」」」


 涙が……あんなにも流すまいと思い続けた涙が溢れる。

 しょっぱい、そしてどうしょうもなく悲しい。死にたい、殺して。


「……いや、言わねぇよ」


「その……すみません。配慮が足りませんでした」


「……うん」


 もしここで大きくても良いことないですよ。とか言われてたら発狂してたけど、気づかいと優しさが心の傷をほんの少しだけ癒やしてくれた。


「おい、リリ。どういう事だよ、見た感じそんなの気にするタイプじゃなかったろ、セツナは」


「その……失念していました。前にも同じような事があったのですが、まさか体重の話からこうなるとは……」


「……ちなみにアイツはなんか言ってるか?」


「さっきからものすごい大笑いが響いています」


 あたしの上からどいたリリアンとノアさんの会話が聞こえる。残念ながらコソコソ喋っても聞こえてしまう。

 あと、リリアンの中の人、いつか殴る。


「ま、まぁ、あれだ、あんま気にするな、な!リリ、あれ取ってきてくれ、血抜くやつ」


「採血……やだなぁ……」


 重りがなくなって逃げ出せるけど、もうその気力もない。


「大丈夫だ、私、結構上手いからな。あ、そうだセツナ、しばらくここにいるならちょっと手伝っていけよ、私の仕事」


「ノアさんの仕事?」


「おう、いろいろ教えてやるよ。刃こぼれとかなら自分で直せるくらいにはな。私のことは気軽に師匠と呼べばいい」


「お断りしま「小遣い程度だけど賃金もだすぞ」


「…………よろしくお願いします、師匠」


 ……返済のアテができた。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る