第8話宿屋でええええええええ!?part2
「だいじょうぶか?」
「また、お前かああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「ええ!!」
またもや貧相ロりっ子ボディーの剣士だった。
「なんでまたお前なんだよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
お!!!!!!!!!!!!!!!!もうちょっとあるだろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「せっかく助けたのになんて言い方だ!!別に対価を求めてるわけじゃないがその言い方はあんまりではないか!!」
「うるせえ!!おまえここでひん剥いてやろうか!!」
確かに助けてもらったお前には感謝したいが、俺のロり運には本当に腹が立つぞ!!
「まあ、助けてくれたんだし礼はいou......」
「ひ、ひん剥くなどとは、私をひん剥いた後、は、裸の私に何をするきだ!!あ、あの書物で読んだみたいに牢屋の中に監禁し私に首輪をつけて私が許しをこうまでいたぶり最後には「ぐへへお嬢ちゃんたくさん楽しもうか」とか言う変態に売り飛ばすのかあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
そういって走り去って行った。いや、お前普段どんな本を読んでんだよ。そんなマニアックな内容の本をその見た目で読んじゃダメだろ......
「な、なあ、アリス、メディー?」
俺はこのあとどうするか、二人に尋ねたのだが......
「まさか、だ、だいきがそんなことを考えていたとは....怖いです。昨日もいっしょにベットに入ったときにも......」
「わ、我をこのパーティーに誘ったのもそんな理由とはぁ......」
そんなことをつぶやきながら俺のことを怯えた目でみていた。
「いや、違うから!!あれはあいつが勝手に言っただけで......」
「「来ないで変態!!」」
俺はロりっ子達にも見放されそうです......
*
*
その後、何とか説明して納得してもらった後俺たちはいつもの酒場に来ていた。
「それじゃあメディー、どうだった初クエストは?きつかっただろ。冒険者を辞めたいと思っただろ?」
わずかな希望にかけて聞いてみたが......
「そんなわけないじゃないですかぁ!!いいですねぇ!!冒険者というのはぁ!!ということで、これからもよろしくお願いしますねぇ!!」
ダメだったかあ......
「まあ、いいじゃないですか。戦い方によってはすごく戦力になると思いますよ」
「まあ、アリスがそういうなら」
だが、一つだけ気になることがある。そう、俺を遠巻きに見ている奴らだ。
「ねえ、あれ大丈夫かしら。通報したほうがいいかしら......」
「やめときましょう。うちの子も狙われるわよ。それにあのぼろぼろの服装、あの状態じゃもう遊ばれたあとだわ......」
俺は大声で叫びながら人混みを走った!!
「「違うから!!ロリコンじゃねえからあああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!」
*
*
俺達3人で昨日も泊まった宿屋に来ていた。
「おい、なんでこいつも来てんだ。これじゃあ、ますます俺がロリコン認定されちまうだろうが」
「いいじゃないですかぁ。我は家も寝床もなかったのでぇ久しぶりにベットで寝れるのはうれしいですねぇ」
そんなことを話しているうちに、部屋の受付を済ませたアリスが手に鍵と紙を一枚持って帰ってきた。
「これをどうぞメディー」
「おい、昨日ももらってたがそれは何なんだ?」
アリスはさも当然のように言い放った。
「ロリコンに襲われた時のために警報と拘束術式が編み込まれているスクロールです。ちなみに解除方法はスクロールを使用した人にしか解除できません」
俺は迷わず受付の男を睨んだ。
「あん!?」
そしてすぐに目をそらした。すみません。俺みたいな元引きこもりにその目はきついっす。
「要するにぃ、ダイキに攻撃されたらぁ、使えばいいのですかぁ」
「おい、さすがにお前みたいなガチロリには手を出さないぞ」
「つまり、私には手を出すと?」
やめろよ、結構視線がいたいんだぞ。あと、メディーの襲われるはなんか意味ちげえよ。
その後3人で川の字みたいに窮屈だけど寝たのは言うまでもない。
「久しぶりの川の字がまさかロリ達でとはな~」
「なにか、文句があるのですか」
そういうことは腕枕をやめてから言えよ。ちなみにメディーはもう寝てる。
......メディーが横で寝ていても何も感じないというのは、やっぱり本当のロりっ子だからだろう。
「早く寝ないと今日の三人分でお金は完全に底をつきましたよ」
「まじかよ!!っていうか、見た目はロリのお前に金の管理任せてるってのははたから見たら結構やばいよな......でもお前俺に金渡さねえじゃねえか」
「当然です。だいきが持っていてもろくなことにはならなさそうなので」
そんな他愛のない話をしながら夜が過ぎていった。
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