67話 おっさん覚醒

冒険の間。

草原フィールドダンジョンに戻ってきた。


フィールドダンジョン入り口付近はモンスターが入り込まない安全地帯である。

そこを利用し、

先程購入したラグジュアリースモークを

一本取り出し、


シャキン、、ジュボッ、、ジィィ、、


スゥゥゥ、、、ふぅぅ、、、

やはり、、、

良いものだな、、、

大自然のマナを感じながら

吸うリラックス効果のある

ラグジュアリースモークも素晴らしいが

やはり戦意向上の

ラグジュアリースモークの方が

ダンジョン内では合ってる気がする。


アレは、ワンコ5匹で一本か、、。


スゥゥゥ、、、ふぅぅ、、、


直人「リズさんや

   今回は採取は無しで行こう

   このフィールドでモンスターを狩る!

   ルームに退避してモンスター探索を

   お願い出来るかい?」


フィルター付近まで味わいながら吸い、

足元で消した後、

アイテムボックスに吸い殻を入れながら

リズに探索を依頼した。



リズ「任せてください!マスター!」


元気に返事したリズは虚空に消え

直人は恐怖心が沸き起こる事なく

安全地帯を自然体で歩いて抜ける


リズ《前方500メートルにモンスター発見!

   前回とは違うモンスターです!

   数は3!コチラに今、気づきました!》


直人にも目視出来た、

牛っぽいモンスターが重量感を感じさせる土煙を出しながらこちらに向かってくる


パワーありそうだが、、

敏捷性はあまりなそうだな、、、


直人「了解だ!殲滅する!」


直人は無手のまま駆け出し、

モンスター達もまた直人にスピードを上げて向かってくる。


互いの距離が50メートル切った所で

直人がアイテムボックスから大剣を出し、

その瞬間カチリと意識が集中し、

周りがスローモーションとなり

動きがゆっくりになった牛型モンスターに一気に近づくと、ろくな反応を見せないモンスター達の首を次々切り飛ばし

切り終わるとスロー状態が元に戻り、

斬られた事を

自覚しないまま、モンスター達は首と胴を分かれてさせて地面に滑り倒れた。


モンスターが動かない事を確認した直人は、テキパキとアイテムボックスに収納した。


直人「リズ、この調子でどんどん行こう!

   よろしく頼む!!」


リズ《はい!マスター!次は

   左手方向距離300メートルから

   7匹来ます!》


直人「初回の奴らか、、了解だ!」


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