42話 ダンジョン食堂


直人「おぉ、、腹減ったわ」


リズ「はい、では、

   身支度も済ませましたので

   次に高級食堂に向かいましょう」


直人「いよいよだな!

   ホテルもめちゃくちゃ良いし!

   食事も期待出来そうだ!

   よし!行こう!」


リズに同意し、

玄関らしき場所にある魔法陣に

意気揚々と乗り、高級食堂を選ぶ


一瞬のの浮遊感後に、現れたのは

意外と狭い空間に、

座席は全てソファーであり

机も石っぽい何かで作られてるから高級感はあるが、【食堂】と言うよりどう見ても

【夜の店】

を連想させる店内である



直人「なんだろう凄くドキドキするだけど

   食堂だよな?どういう

   システムなんだ?

   ってか、間違って無いよな?」



リズ「問題ありません、

   何処でも構いませんので

   着席して下さい」


妖しい雰囲気にのまれつつ

とりあえず直人は

3人掛のソファー真ん中に座った。


リズ「次に、右側にあるボードに

   手を添えて下さい」

   


言われた通りに、

手を添えると覚えのある吸着を感じ

数秒後解放される



リズ「マスターのデータを

   認証しましたので、

   これで、ゴールドカードを所持してる

   マスターの飲食がいつでも

   無料で行う事が

   出来ます。では、ボード側面にある、

   青く光るボタンがメニュー表示です

   閉じる際はメニューのcloseか

   赤いボタンを押して下さい」


リズの言われた通りに

青いボタンを押すすると

目の前にステータス画面の様な

パネルが現れた


リズ「パネルに従い、

   メニューを選んで下さい

   画像付きですので、

   お好きな物を選んで下さい」



直人「なんだろうな、便利なんだけど、

   宿屋にしろ、キャバ、、食堂にしろ

   異世界よりSF世界に

   来た様なハイテクさ

   を感じるわ、、、

   画像みても想像つかないけど

   岩頭牛のステーキと、、

   注文、、はい、、と

   スタミナサラダ?

   なんでハテナついてんだよ

   気になるからこれで良いや、

   注文、はい、と」


最後にクローズ表示を押してパネルを消した


直人(人の気配無いけど、

   どうやって料理作ってる

   のかねぇ、、裏ににでもいるのかな?

   それにこの場所、

   ドレスのおねぇさんが

   料理運んで来るのかな?ん?)



直人「机が光ってる!」



リズ「どうやら、料理が来るようです」


フオン、、と光が収まると

注文したであろう料理がそこに出現した。


直人「おぉ、、そゆことね、、

   料理の来る速さと、

   運び込むハイテクさ

   は、凄いんだけど、

   雰囲気があっち系だから

   何かガッカリ、、、けど、美味そう!!

   良い匂いだ、、

   いただきます!!!!」


料理と一緒に着いてきたナイフとフォークで

肉を切り分け一口食べる


直人「っっっ!!?旨っ!」


その後、500gは、ありそうなステーキを無心で平らげ、サラダを素早く完食すると、ステーキを10回以上お代わりした。



全てを完食した後、毎回付いてきた水を飲み

ソファーに体を沈めながら余韻を楽しんでた、、、

感無量、、、この瞬間、この為にこの世界に

来たのでは無いか?と思ってしまう程の感動


このまま、、、


リズ「マスター、宿屋に戻りましょう!

   ここでの睡眠は体力回復に

   適しておりません

   宿屋でのベッドは質の高い睡眠を

           提供してくれます」


寝るなら宿屋か、、と当たり前の事を考え、ボンヤリしながらリズの指示に従いながら宿屋に戻り、服を脱ぎ散らかして、下着姿だけとなってから、クイーンサイズのベッドに

ダイブした瞬間、意識が沈んだ。

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