第8話 リアル化け物は無理だわ

直人「え?マジで?」



リズ《肯定します。

   転生前のマスターではこの世界に

   適応出来ない体だった為、

   空気中のマナに汚染され数時間で

   死滅する恐れがありましたが、

   無事転生しましたので

   その心配はありません》



短時間で奇想天外な出来事ばかり起こって混乱は未だに続いてるが、どうやらリズに助けられてたみたいだ



直人「おぉ、、そうか、、、

   確かにステータスを見直すとMP0

   だったからな、、

   あのままだったらヤバかった 

   のか、、、

   なるほど、転生か、、

   異世界、転生、ファンタジー?

   マジかよ、、、

   じゃぁ、リズが突然この世界に来た

    俺を救ってくれた事になるのか?」



リズ《救ったと言い切れる状況では

   まだありませんが

   転生させて頂いたのは間違い

   ありません》


直人「そうか、、、

   まだ全然訳がわからんが

   あのままだったらヤバかったんだろ?

   なら助かったよ

   ありがとうリズ」


リズ《こちらこそありがとうごさ、、

   コ、コレはマズイ状況になりました!

   マスター!時間がありません!

   現状の把握、細かい疑問はあるかと

   思われますが、一刻の猶予も

   残されておりません!

   今からする指示に従って頂きますよう

   お願い致します!》


和やかなムードから一変し、焦った様なトーンでリズは直人にそう嘆願した。


直人「え?急にどうしたっ、、、!!」


ズゥゥゥン、、、グアアァァァ、、ガウワウ、、


突如としてジャングルの奥の方で複数の巨体な獣の唸り声が聞こえ始めた。

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