第2話 何これ?


しばらくその場を動かず

キョロキョロしていたが、

流石に何十分も挙動不審な行動してれば

その行為自体に疲れてくるわな、、って誰に言い訳してんだか、、


40歳超えてるし、メタボだし、

      いや、メタボ関係ないか


「すぅ、、、、はぁぁぁ、、、、、」


気持ちを落ち着かせる様に深い深呼吸した後、少し冷静になった頭で考えてみる


(夢じゃないのは流石にもう分かってるしかと言ってこんなしょうもない素人にこんだけ大規模なドッキリするテレビ局も居ないだろ

って言うか、トイレのドアから別の場所に出るとか

こんなのいきなり【どこでも○ア】だろ!

まぁ、いきなり小学生の女児の風呂に出るのも嫌だけどな

そんな事でニュースに出たくないわ!

はぁ、、そんな事考えてる場合じゃねぇのに、、結局なんも心当たり無いし、何も思い付かなかいし)


上を見上げれば俺の心の様に深い曇り空

体感的にこの服装でも

寒くないから25度位か?


あぁ、、雨降りそう

どうにか行動起こさねばならないわなぁ


メチャクチャ嫌だけど、

ジャングルに突っ込む前に

取り敢えず扉周辺調べてみるぁ、、


と思いつつも、この貧弱な格好のままでは近寄りたくないので少しジャングルの入り口付近に手頃な枝でも落ちて無いかなぁとジャングルに恐る恐る近づくと



「あれ?進めない?」


どうなってるのか不明だが、ジャングルに入る寸前で進めななくなってしまった。


説明が難しいが、

何かあるわけではないのだが、

何故か進めない、、

意味不明過ぎて顔が引きつる、、


よく分からない事は、

とりあえず考えない様にして

ならばと、進めら場所を探しながら

扉にカニ歩きで、

左回り、岩壁まできてしまったので

今度はそこから右回りしたのだかが


結局反対の岩壁まで来てしまった。


はい。


詰んだ。



ジャングル突撃作戦終了。

後回しににする予定だったけど、

どうやらジャングルの中には行けないらしい


小枝もゲットならず


意味の分からない現状にまたもや動機が

    激しくなりそうな不安の中


観念しつつも、意味があるか分からないが、

ファイティングポーズを取りつつ忍び足で

      扉の正面に向かう

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