知的好奇心爆発
種族が高位悪魔になって、LVが1になった。
HPとMPは9999と獣の数字から1桁増えた大盤振る舞い。
これで単独繁殖とれば結構な数の子孫を造ることが出来るな。
まぁ造らないけどな。
「アラク少年よ、聞きたいことがある」
「なんだいニル?聞きたい事って?ピンクのラインならお腹の真ん中をどーーんと走ってるよ。アイシャドウみたいで良い感じだよ」
相変わらずの金髪さらさらイケメン少年がぶっ込んできた驚愕の事実に震えながらもそれはスルーする。
「取り敢えず一個一個聞いていくから俺の質問に答えてくれ」
「分ったよ。僕が分る事なら」
「そうだな。まずここなんて世界?どんな世界観?なんで俺に優しくしてくれるの?なんで俺ヒトデ?どうやったら帰れるの?そもそも帰れるの?魔法あるの?
「ちょっと、ちょっとちょっと」
「ザタッチかよ」
「いや意味わかんないけど。そんな一気に聞かれても答えられないよって言うか自分で一個一個聞くって言っときながらよくそんないっぱい聞いてくるねニル」
「知的好奇心が爆発してしまったんだ」
「どちらかと言うと下ネタ爆発だよね」
「知的好奇心が爆発してしまったんだ」
「はいはい、取り敢えず何でヒトデなのはよく分からないけどニルは特殊合成進化素材(虹)って言う特殊な合成進化素材なの」
「まんまじゃねーか」
「うん、そうなんだけど問題は(虹)の部分で、前回現れたのは2億4千年前と言われているんだ」
「ほっほう~」
「その2億4千年前の特殊合成進化素材(虹)を使用したのが今の地獄の王達の盟主明けの明星事ルシフェル様なんだよね。ルシフェル様は莫大な力を手に入れられそして地獄の盟主となったんだ。一説によると進化時の余波で地獄が出来たとも言われてるんだ。流石に僕もそこまで長生きじゃ無いから分らないんだけど、ニルには世界を変える程の価値があるってのは解っておいて欲しい」
「それでアレか。超希少な俺を使い合成することでアラク少年はこの世の者とは思えない程の力を手に入れようって話しか………」
「あ~、それも正直考えたけど僕今そう言うの困ってないし、大丈夫かな」
「なん、だと!?お前イケメンか!!大金入ってる財布拾っても俺金あるから大丈夫って警察届ける人か!!」
「ニルが何言ってるかよく分からないけど、僕強さとかあんまり求めてないんだよね。これでも結構強いし」
「そうか。でもこれだけは言っておく。俺を合体とかに使ったら短小包茎で早漏になる呪いが掛かるからな。そんなスキル取ったからな」
「そんなスキルないよ、全くニルは……ふふ」
「ちなみに触手のはやしかたは知らない?」
「それは知らない」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます