時代のはざまに翻弄される、一人の落ちぶれた武士の物語。大河ドラマで取り上げられるのは、いつだって華々しい活躍を遂げた偉人ばかり。その陰では、こんな小さな、切ないドラマが五万とあったに違いないと思わされる、上質な悲恋の物語です。