ある出来事をきっかけに、小説が書けなくなってしまった作家。そんな作家の元に、あるアイテムが届きます。そのアイテムが、主人公にふたたび小説を書かせるきっかけを与えます。感情の変化とともに、「死」から「生」へと転換していく再生の物語だと感じました。最後には明るい希望が見えてきます。心地よい読後感が味わえる作品でした。