13日目 コンビニパスタ
彼曰く、それはもう背徳の味よ。
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コンビニパスタ。
レンジでチンするだけで美味しいパスタを食べられる魔法の商品。
これを開発した人はきっと、お湯を沸かすのも、麺をゆでるのも、ゆでた麺にソースを絡ませるのも、それを盛り付けるための皿を用意するのも面倒だったんだろうなと安易に想像できてしまう。
コスパとカロリーが反比例することを証明してくれる代表ご飯。
”背徳感”にバーコードが貼られているといっても過言ではないと思う。
普段の食事が偏りがちな私だけれど、間違いなくその一翼を担っているのはこのコンビニパスタだ。
朝ごはんはほとんど食べなくなってしまい、白湯を飲んでプロテインを一回分飲むくらい。
その後は気が済むまで作業をして、お腹が空いたな~と思ったら会社に置かれた100円で買えるおかずをいくつか食べる。
スタバであればドーナツやサラダラップで小腹を満たす。
この時点で昼ご飯の定義もあいまいになるくらい、ろくな食生活をしていない。
それに加えて夜ご飯はコンビニパスタ。
どうしてもコンビニでお金を使わないといけないと思ってしまう思考に取りつかれているのは間違いなくあるのだけど、その中でもなぜパスタになってしまうのか。
簡単にお腹いっぱいになるから、というのが一番大きな理由だ。
実家が農業をしている以上、コンビニの米を食うのはなんだか負けた気がする。
かといってポテチや菓子パンを買いあさるのは健康的ではないし、あまりにも偏りすぎている気がしてしまうのだ。
それにこまごまとしたものばかり買うとコスパが悪い。
一つを食べるのは一瞬で、一瞬でなくなってしまうということは「そんなに食べてないんじゃね、全然まだ食べれるし」と考えるのも無理ないことなのだ。(?)
栄養偏重はパスタでもいえることかもしれない。
実際のところ、明太クリームやほうれん草とベーコンのクリーム、きのこのペペロンチーノ、ソーセージたっぷりナポリタンなど、明らかに保存料を利かせたカロリー高めの具材しか入っていない。
栄養士も裸足で逃げだしそうな、避けて通るべき味付けなのかもしれない。
だが、あえて言わせてほしい。
これらすべてを帳消しにしてくれる食材があるということを。
私が毎日のようにコンビニパスタにかけ、一気にすするのをひそかに楽しみにしている日本生まれの食材を。
それは・・・、納豆である。
(ここまでテンプレ、以下略)
納豆はすべてを解決してくれる、魔法の食材なのだ。(真剣)
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