31日目 3月のまとめ
彼曰く、今月から最終日はまとめです。
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3月最後の日、つまりそれは今年度の終わり。
松竹梅です。
3月はなんだか忙しい日々だった気がします。
仕事では後輩のスケジュールのテコ入れがあり、
インターンの対応や企画後半の動きについてなど、
実際に慌ただしいものと大変になる予感との板挟みのようで、
頭を使う場面が少しだけ多かった気がします。
でもなんだか爽快でした、なぜでしょう。
仕事はいつも通りなのに、なんだかとても仕事をしている感じがありました。
普段なら流しているだけの仕事も、考えてみると奥が深いもの。
結局私は、自分の仕事を芯から見ていないかったんじゃないかと、
今になって分かったのかもしれません。
私の仕事の仕方はいい面と悪い面があります。
”100点は目指すけど、80点取れればいい”。
商売がうまいと言われているユダヤ人なんかは6割取れれば御の字と考えているらしいですが、それだと個人的にはよくないかなと思っています。
基準はありません、きっと今までの教育制度のせいでしょう。
いつか変わるかもしれませんし、私の8割の基準がもしかするとユダヤ人の6割かもしれません。
これを聞く人は「もっとまじめにやれよ」と言うかもしれません。
きっと真面目に生きている人なんでしょう、立派です、誇ってください。
でも私が不真面目な訳ではありません。
自分の仕事はきちんとしています。
そのうえでミスがあっても、対応できるように手段を考えているし、
無理があったら先輩や同僚に助言を求めています。
これは普通に仕事をしている人なら当たり前のこと。
少なくとも決裁者ではない人ならば、すべての働いている人間がやっていることです。
ミスがあれば謝罪して、どう対応すればいいかを考える。
トラブルがあって自分の手に余るものなら、経験のある上司や別の人間の意見を取り入れる。
私は全てにおいて完璧主義ではないので。
完璧主義だと常に1つのことしかできません。
ミスがないことは大事ですが、この業界は流動的。
自分の仕事をしている間、依頼している全セクションが動いています。
しかもそれはオートマチックではなく、マニュアル。
人の作業によるものなので、ヒューマンエラーはどうしても起きるし、
現物のやり取りの残る仕事なので、天候や災害、病気にも弱い。
ベルトコンベアの動きが悪くなっているのに、別のラインのパイプを点検する人はいないでしょう、バタフライエフェクトじゃあるまいし。
問題のラインのベルトを交換するか、部品を点検するなりしないと、根本治療はできません。
だから常に起きうる問題に対処できるように、手元がフリーの状態を作っている。
一面ではそういったいい効果が期待できます。
逆に言えば、スムーズに進んでいるときは何も考えていないことが多いです。
これは悪い効果と言えるでしょう。
仕事に慣れてきたこともあり、事後処理でも対応できるようになったいま、脳を使っていない時間の方が長いです。
不真面目な印象を持たれても仕方がないですね。
実際、時間は作れるのに日記の更新をおろそかにしていたりしますし。
だから今月の後半は頭を使うことが増えてちょっと大変だった半面、楽しかったです。
きっと久しぶりに脳を使っていい運動ができたのでしょう。
ちゃんとこの仕事と向き合うときが来た、その啓示なのかもしれませんね。
今月もお疲れさまでした。
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