21日目 シン・エヴァンゲリオン劇場版:||⑪
彼曰く、すべては碇の計画だよ。
***
新たな敵はエヴァ13号機。
元々の目標でしたが、雑魚ばかりが画面を埋め尽くすものだから忘れてました。
そしてなんとまさかのヴンダーを突き刺す戦艦が。
ネルフ側の戦艦、どこかに隠れていた模様。
先ほどまで雑魚エヴァを一掃していた状況から打って変わって、
互いの能力値と戦略のつばぜり合いになってきました。
しかし目標の13号機は目の前。
なりふり構っていられない状況なのか、アスカが切り札を出します。
『裏コード999《スリーナイン》!』
アスカと同様眼帯を付けた2号機が、合図とともに様子が変化。
体を拘束する全リミッターを解除して、何やら特殊な物質を注入しました。
アスカの方にも変化があり、左目の眼帯から使徒封印用呪詛文様の物体が摘出。
破で”裏コード:ザ・ビースト”を発動したマリや、
Qの”コード777《トリプルセブン》”時のアスカのように、
瞳が光り、何かを解放するように唸りを上げます。
そしてエヴァ新2号機は元の赤いカラーリングから、
発光する白色の天使のような姿に。
Qで最後に疑似シン化形態を超えたエヴァ13号機のように、
でもそれよりも神々しく、猛り狂ったような声と動き。
分析パターンは青、つまり使徒になったのです。
アスカは使徒を取り込んでいたんですね。
よく生きていられるなぁ、私なら死んでますね。
数分持つかと思われましたが、ネルフ側の策略によって敢え無くリタイア。
すべてはゲンドウのシナリオ通り、と言う奴です。
ここに来て冬月の口癖、かつエヴァあるあるネタの1つが本領を発揮するとは。
視聴者が騙されるように感じるのもすべては碇の計画の内と言うことか・・・。
全部の映画を観続けていてよかったと思いましたね。
シナリオと言うのは、使徒化した2号機を取り込むことで、
再起動した13号機を覚醒させてフォースインパクトを発生させる。
人類浄化のためのトリガーとして利用することだったのです。
さらにネルフ側の隠れていた戦艦の不意打ちでヴンダーが乗っ取られます。
2号機を助けようとしてたマリもさすがに一時離脱してヴンダーの護衛に。
なんとかコントロールは取り戻しても戦線維持がきつくなってきました。
そんなときに登場、甲板にさらっと乗り込んできたのは黒幕・碇ゲンドウ。
いよいよ終盤か・・・。
ミサトさんが外に出て対峙、互いに計画阻止のために話しますが、
もはや話し合いで片のつくような規模の話ではありません。
銃を抜いたミサトさんがゲンドウのあたまを撃ち抜く。
しかしゲンドウは何事もなかったように立ち上がります。
顔面に十字に走る亀裂、頭部の中身は橙色に発光する。
”ネブカドネザルの鍵”を用い、すでに人の身を捨てていたのです。
他のヴィレメンバーもその場に居合わせますが、
絶望的な状況に唖然として動けない。
そんな彼らに淡々と語るゲンドウ。
自らの計画の断片、人類補完計画とは異なる、世界の浄化と願望のための計画。
エヴァシリーズとは、インフィニティとは、ファイナルインパクトとは。
決められた事象をそのまま語る彼に対しての問い。
「どうしてこんなことをするの?」
シンジが出てきて、ゲンドウと向き合い質問します。
父に対する息子の問い。
序破Qでは何も語らなかったシンジに対して、ついに何かを言うかと思えば、
やはり何も言わず、13号機とともにマイナス宇宙へと去っていく。
ゲンドウはやはり人としても、父としても欠落している部分がありますね。
自らの願望のためならば他のことは道具としか見ていない、
エゴの塊のようなイメージです。
強烈で、抗いたくなる、悪役的な立ち位置に見事に居座っている。
父としての姿を見ることはもうないのでしょうか・・・。
この辺りで時間が気になって時計を見てましたね、腕時計。
ちょうどこの辺で1時間半から2時間くらい。
結構集中していたので「あと半分もないのか」と思いながら、
スクリーンに目を戻します。
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