20日目 シン・エヴァンゲリオン劇場版:||⑩

彼曰く、悪いが碇の計画の邪魔はさせんよ。


 ***


そろそろ日記という名の鑑賞記録。

だらだらと間を保たせようという魂胆も後半戦に差し掛かっているところ。

しかしここで予期していた事態が―――。


映画の内容、さすがに薄れつつあるのでは?

映画公開が3/8、あれからもう2週間が経っている。

なんなら20日目の日記を書いているタイミングは3週間後。

自分の記憶力に多少なりとも自信があるとはいえ、怪しい部分が増えてきた。

学生時代、一夜漬けで乗り切っていた家庭科や技術の授業のテストの難易度とは

比べるべくもない程の容量と処理能力が求められているのだから。

仕事と酒でくたびれ切った脳みそでは間に合わない。

2回目チャレンジ、待ったなしかもしれない。

とりあえず日記書ききったら行くことにしよう。


前向きな気持ちになったところで、同じく前向きになったシンジ君。

ヴンダーに乗って最終決戦の地、セカンドインパクト爆心地南極に居を移した

旧ネルフ基地発令所へ向かう。

多くの人々の想いを乗せる箱舟とともに。


この辺りのアクションシーンはすごかったですね。

まさかのもう一つあったヴンダーっぽい戦闘艦に乗る冬月とのドンパチを経て、

いよいよ父ゲンドウのいる場所へ進んでいく。

かっこいいか、と言われたらそこまでではないですけど、

大きな乗り物が難敵をかき分けて進んでいくさまは爽快感。

ディズニーとかユニバのアトラクションでありそうな体験。


そんなことも思う間もなくやってくる大量のエヴァマーク7。

ちょっとインフィニティに似ている、頭アリのエヴァ。

数に物を言わせる戦略なのか、それとも単なる使い捨てのコマだからなのか、

手駒の使い方が乱雑すぎ。

将棋、冬月とやってたんじゃないのか、ゲンドウ?


ある考察によると、インフィニティはアダムが生んだ新人類だとか、

はたまた地上の人間たちを高次元に進化させる過程で失敗した結果だとか、

いろんな話が合ったりなかったりしています。

旧劇場版よりも人の扱い方がいやらしい。

集落のすぐ外側にもいた彼らがまさか動くとは思ってもいませんでしたが、

ちゃんと彼らも生命体なんですね。

大地の浄化とともに動けなくなったと思っていました。


損な考察を耳にすると、マーク7はかなりキワドイ運用をしている気が・・・。

ゲンドウの暴走が止まりませんね。


奴らの相手はアスカとマリ。

銃の乱射、ブレード切断、殴る、蹴る、吹っ飛ばす。

落下しながらなのになんでこんなに動けるんでしょう?

私も訓練したらあんな動きができるのかしら?

宙返りしながら銃を撃ちながら、横から攻撃した敵をきりもみして蹴り上げる。

内村航平でも無理そうです。

さすが、これがフィクションと言うものですか。

ここからの戦いも見ものです。


大乱闘エヴァシリーズが終わるころ、更なる闘いのゴングが鳴ります。

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