誰かに向けてるひとりごと

12日目 完全体

彼曰く、つけてる感じがまるでしない。

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人生初のiPhoneにしてからもう2週間。

12miniが手元に来てからもうそんなに経ったのかと思うと早い気もするし、

まだそれだけしか経っていないのかとも感じる。

手に馴染みやすい軽さ、コンパクトさ。

扱いやすいUIに、カスタム自由なホーム画面。

Androidにもいい機器はたくさんあるのは知っていますが、

やはり多くの人に愛されているApple製品。

持っているだけでなんだかハイランクになった気分になる。

疑似・自分アップデート。

職場で誰も持っていないこの先見性に少しだけ鼻高々な私。

うん、調子に乗っているね。

それもそのはず。

買ってからしばらく丸裸だったiPhoneくん。

遂に服を着せられたのですから！

そう、待望のiPhoneケースが届いたのです。

注文してから2週間。

買った時には落とすことを全く考えていなかったので、

ケースどころか画面保護フィルムでさえ注文していませんでした。

落とせば瓦解、新品崩壊。

ちょっと足を延ばして10万円近くを差し出して手に入れた文明機器を、

買って早々に残念な姿にするなんて嫌に決まっています。

持ち上げる時は羽を持つように。

操作するときは赤子を撫でるように。

置くときは卵を置くように。

細心に細心を重ねて扱っていました。

ただ歩くだけでも不安で、ポケットに手を当てていたものですから、

傍から見たら心臓を常に捧げている人に見えたでしょう。

ある意味心臓を捧げています、スマホを守ることに。

毎日家について充電するたびに安堵感がドッと来て、

解放感と適度な疲労が体に心地よかったです。

仕事が少ない時期だったので、ある意味一仕事終えた感がありました。

今となってはそんな疲労もどこへやら。

ケースも保護フィルムも揃った私のスマホにスキはない！

まさに隙間なくボディを保護されたiPhone12miniくんは無敵。

雨にも風にも、夏の暑さにも冬の寒さにも負けない私の相棒。

どこに出しても恥ずかしくない自慢の子です。

・・・夏の暑さは越えてないので分からないな。

でもおかげで気兼ねなくスマホを扱えるようになりました。

ゲームもするし、メモも取るし、動画も見るし、写真も撮れる。

やりたいこと全部やれる機械が手元にあるって素晴らしいですね。

しばらくはハラハラドキドキの生活でしたが、

これからは余計な心配もなく楽しめそうです。

ポケットに入れるたび、ケースに透けた赤色が輝いて見える。

取り出せばワンポイント、やっぱりこの色好きだなぁ。

素のビビッドな赤もいいけど、半透明のケースで抑えられた赤みも素敵。

改めて、これからよろしくね。