11日目 ミスマッチ?

彼曰く、今日の服装には合わないかもしれない・・・。


 ***


腕時計の話。

同期の男性が腕時計を買いたいらしい。

彼はメカメカしいCASIOのG-SHOCKをいつも着けています。

メタリックなボディ、ベルト、耐衝撃用の黒ラバー。

文字盤にはタコメーターのように3つの小さな文字盤が足されています。

全体の雰囲気とも相まって、男らしい大きめの作り。

女性には少し重たいですね。

デキる男のための腕時計、といったところでしょうか。

これを付けているビジネスマンがいたらかっこいいでしょうねぇ。


ただ私の会社はスーツでくる人はほとんどいません。

経理部とかでない限り、だいたいが私服出勤。

派手な服装とまではいきません、ビジネスカジュアル。

世間一般から見ればだいぶカジュアル寄りだとは思いますがね。

私はもちろん、この同期もラフな格好で出勤です。

モードというよりはアメカジ系に近いでしょうか。

派手じゃないアメカジ、それはつまりジャパンカジュアルなのでは?

日本のファッションはアメカジの系統を受け継ぎつつ、

日本らしい派手さを控えて洗練された良さがあると聞きます。

となればジャパンカジュアルという名前を付けても問題はないでしょう。


ジャパンカジュアルに身を包む私たち、

トータルコーディネイトを考えると確かにメカメカしい腕時計は、

妙にごつごつとして見えてミスマッチかもしれません。

首や足首のように、体の先端にあたる手首は目立つところ。

ポイントとなるアイテムを持ってくると印象に残りやすいですが、

服装とのマッチングは気にするべきでしょう。

スーツやアメカジ寄りの強い印象を残したいなら、

重ための腕時計はもちろん合うでしょう。

モードファッションならモノクロでシンプルなデザインにすれば、

統一感が出てシャープな印象になってかっこいいです。

逆にラフな格好やジャパンカジュアルで優しい色合いの服装なら、

他とは少し違うデザイン、趣向の違うベルトや他にはないボディカラー、

全体的にシンプルながらも見ると話題になりそうなものがいいと思います。

それだけでシンプルすぎるなら指輪やブレスレットもいいですね。

さすがにそこまでするとプライベートになりそうで、

会社でやるのはどうかと思ったりもしてしまいますけど。


ですがおしゃれは万人が気にすることですし、

生きているうちに誰もが考えることだと私は思います。

私自身も意識するようになったのは大学からですが、

社会人から意識するのも大事なことです。

印象を変えたいなら形から、自分を変えたいなら心から。

どちらも変えることができたとき、きっとあなたの人生は大きく変わるでしょう。

私も大きく変わりたい!

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