14日目 前準備
彼曰く、野菜ジュースはとても美味しい。
***
今日の仕事も暇でした。
次の仕事はまだでしょうか。
仕事に燃える私の明日はいつ来るのか。
・・・明日来るわ。
何事も前準備は大事です。
試験勉強と同じく、どういう困難が来るかを想像しておいて対策しておく。
ヤマを張って勉強して、分からないことは聞いておいて、
そのときに困ることがないように考えておくことが大切です。
試験前、進研ゼミとかやってたなぁ。
幸いにも勉強で分からないことがあっても周りの友人が頭よかったので、
教えてもらえたしお返しに教えることもできてました。
その頃は学校帰りのスイーツを賭けて勝負なんかしたりしたけど、
仕事ではなかなかそんな機会もありません。
せめて自分へのご褒美で、ということで美味しいもの食べたりはしますけど。
うちの部署の人は優しいので、新しいことができたら褒めてくれるし、
ついでに何かくれたりもするので毎回「優しい~~」って思いながら受け取る。
そして秒でゴミ箱に包装紙が捨てられる。
偉大なり、わが食欲。
今日は定例がありました。
2週に1回、つまり月に2回の定例報告会。
同じ班の人たちで自分の仕事の進捗報告と不安な点の洗い出し。
感染症対策で規模は縮小されていますが、
その分無駄な時間を過ごすまいと簡潔に話をするのでポンポンと進みます。
普段から分からないことを聞ける距離に先輩もいるので状況は把握していますが、
各人が何を疑問に思っていて、何をすればいいか分かっていないのかは、
直接本人たちの口から聞かないと分かりません。
私も先輩とは言いつつまだ2年目。
後輩からの質問にある程度は答えられますが的確な返答ができてるとは言い難い。
先輩に聞こうにも、先輩にも先輩の仕事がありますし、
少なくともすぐに聞かないとヤバいことか、そうでもないことか、
その分別くらいはついていますから。
なにより先輩たちは優しいので、意外に話が長くなりがち。
そうまでして聞くべき話になる前に聞くようにするのが一流というものだと、
私なんかは思うんですけど、そこのところ同僚たちはどう考えているのでしょう。
いや、間違いなくその通りなんでしょうけど。
2年目なんだし、せめてそれくらいは、ね。
後輩君たちにそれぞれアラが見え始めてきました。
何をすればいいかを分かっていないというのもありますが、
分からないことをそのままにしたらどうなるかが分かっていない。
だから物の動きを止めてしまったときのヤバさを分かっていないのです。
3人の新人君たち、それぞれにアラの大きさの違いはありますが、
今のところ佳境に入り始めているのが私の下の子。
一方の子は佳境は過ぎたところ、もう一人はまだこれから壁に向かうところ。
前々から言っていたことではありましたが、
やはり直面してから出ないと実感はなかったようです。
定例後に口酸っぱく言ったらだいぶ委縮しちゃってました。
私そんな怖く言ってないけどね?
教えるって難しいなぁ。
明日の一番大きな仕事は先輩とのハンバーグだったのですが、
これは1つ仕事が増えそうです・・・。
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