彼曰く、人肌恋しくなる季節。

　＊＊＊

気づけば秋も中盤。

夜の寝床がさみしくなる季節になりました。

寒さも暑さも、それなりに我慢できるほうだと普段は思っている私ですが、

さすがに10度を下回る気温になると寝づらくなります。

考えてみれば冷蔵庫の野菜室くらいの気温ということですから。

部屋の空気が野菜室と同じってちょっとヤバくないですか？

出荷されたばかりのキャベツじゃないんだから。

同じようなことを夏の初めにも感じたような。

あのころは部屋どころか、すべてがサウナと同じになってたわけですが。

あれ、よく考えたら冬真っ盛りになれば気温も10度以下なんてザラですね。

北海道なんてそろそろ雪が降り始めるんじゃないですか？

そう考えると今更驚くことでもないような。

毎年驚いているのが馬鹿らしくなりますが、

そんな些細な変化さえ感じ取れなくなるのは人として哀しいのであえて言います。

秋寒くなりました。

夏の布団から冬の布団に様変わりしないといけません。

そろそろそんな日なのに今日はあいにくの雨。

お天道様は私を見放そうとしてるんですかね？

流石の私も冷蔵庫の中で生活はしたくないです。

ゴキブリとかは中に入ってこなさそうなのでいいですけど、

その前に自分が凍死するのは目に見えてますから。

せめて羽毛に包まれて寝たい。

1年ぶりの羽毛布団の登場です。

このまま使うと私はアレルギーでどうにかなってしまうこと請け合いなので、

明日は晴れてくれることを願って、

夏大活躍してくれたタオルケットと最後の夜を過ごすことにしましょうか。

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい