22日目 飽和

彼曰く、やること作りすぎだっての。


睡眠、仕事、食事、それとすっかり習慣づいた日記調記録。

日々決まったことをやれる容認ったのはいつ頃だったからでしょうか。

高校生?大学生?それとも大人になってから?

自分の中ではやりたいことが全然できない、

てんでダメなアンポンタンという評価しかありません。

これからどうしていきたいかとか、

何かやりたいことはあるかと問われれば、

「特にないけど面倒ごとには関わりたくない」

多分全人類が思っていることだけど。

目標がないわけではないけれど、

今すぐにかなえたいという、今の自分には強すぎる意志があるわけじゃない。

でも長い人生でできたらいいなと思っていることではある。

人間の人生は残念なことに良くて100年しかもたない。

いっても120、時代が悪ければ50年なんて言われていた時期もあった。

でも今の時代、終わりの時がいつ来てもおかしくない。


この国では1時間に2.4人が自殺しているらしい。

ふとした瞬間に死にたくなる時が来ないとも限らない。

借金をせざるを得なくなったとき、

家族が交通事故にあったとき、

楽しみにしていた料理店が閉店になってしまったとき、

大金をはたいたお気に入りの服が大嫌いな人と被ってしまったとき、

そして愛する人を失ったとき、

この世のすべてがどうでもよくなったとき。

「私は絶対自殺なんてしないよ」

テレビで流れるニュースを見てなぜか自信ありげに胸を張り、

にこにこと笑っていたクラスメイトも自殺未遂をしてしまうような世の中。

いつ何が、自分の身に起こるか分からない。

それは奇跡かもしれないし、不幸の塊かもしれない。

その果てには死が待っていると思うと、

なんだかとてもやるせない。

どうしようもないじゃないか。

嘆息でも落胆でもない、諦念に心を溶かされてしまう。

何もかもがどうでもよくなってしまう・・・。


そこまでのピンチではないんだけれど!

単純に最近はやらないといけないことを詰めすぎていて、

反対に何から手を付けるべきかを決めあぐねている状態が続いています。

夏になって暑い毎日。

動くと汗をかくから、蒸れて鬱陶しいから、

言い訳を見つけては思考停止の山にこもるべく、

冷房をつけっぱなしの部屋にいざ退却。

外の空気の1つも吸わないから、

自分がちゃんと生きているか、時々分からなくなってしまいます。

そんなことではいけないと、頭では分かっているんですけどね。

なんて言い訳ばかりでは進まないので、

そろそろ動くとしたいです。

パソコンも何やら長いアップデートがあったみたいで、

昨日の日記を書けずじまい。

それを今書いているわけなんですが、

それ以外の掃除だとか、料理だとか、

家計簿だとか洗濯だとか買い出しだとか、

日常的かつ主婦的なことは置いておいて、

ゲーム(グラブル)だとかゲーム(FGO)だとかゲーム(ラスアス2)だとか、

娯楽趣味に走りすぎている節があります。

これはもはや完全な逃げ、

華麗なる逃避行に他なりません。

休みでもメリハリをつけないと。

どこぞで誰かが書き残していた気がするので、

とりあえず昨日の分の日記を書き終えたところで、

掃除を再開して、足りないものの買い出しに馳せ参じようと思います。

待ってろドンキ。

その帽子の中身がつるっぱげのことを私は知っているんだからな!

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